絶え間なく流れる。
『川のある街』
(作:江國香織)
という小説集を読みました。
暮らしのそばにあり、いつものように目に映る川。
人それぞれの見え方がある。
その時の気持ち次第で、感じ方も変わる。
誰か(例えば大切な人)といれば、景色はまた違って見える。
互いの存在を感じる。
そして、その瞬間はいずれ"過去"になる。
生きているということ。
追記
僕がはじめて好きになった小説が、江國香織さんの本です。
江國香織さんのおかげで、読書の愉しさを知ることができました。
登場人物からそれぞれのかわいらしさが感じられる文体が好きです。
読むと、何気ないものが美しく思えて、心地良い気分になっています。