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料理が好き!から企業のレシピ開発をするまで

こんにちは。フードスタイリストの河合真由子です。これまで「わたしがフードスタイリストになるまで」をテーマに4つ記事を書かせていただきました。

今日は、日頃から料理が好き!せっかくなら大好きな料理でなにかできたらな・・・という人に向けて、料理が好き!から企業のレシピ開発をするまでのお話をしたいとおもいます。
(お伝えしたいことが多いため、少し長くなるかもしれませんが、最後までしっかり読んでいただけると、きっとご参考になる部分があるとおもいます!)

料理が好き!好きをいつか仕事にできたらな!と昔の私もそう思っていました。おいしいものを目にすると、みんな自然と笑顔になるし、心もほぐれる。そんな瞬間をもっとみたくてこの仕事をしています。

フードスタイリストという肩書ですが、わたしはレシピ開発もおこなっています。レシピは、いろいろなシーンで必要とされていますが、いくつかお仕事でレシピをつくっているうちに、わたしは何かお題やテーマ、はたまた抱えているお悩みがあったほうが、自分の強みが発揮できる!ことを発見し、企業の販促レシピ開発を中心にレシピ開発をするようになりました。

ですので今日は、企業の販促レシピ開発をはじめる上で頭にいれておきたいことをいくつかご紹介したいとおもいます。

企業の販促レシピ開発をはじめる上で大切なこと、
まず1つ目は、目的を明確にしてレシピをつくることです。
全くの無名だったわたしは、最初の一歩の実績をつくるために、アメブロでレシピをアップしていました。
その際に、気をつけていたのはこのレシピは何の意図があってつくったのかということです。もっと具体的に言うと誰のどんなお悩みを解決するレシピなのか、そしてこのレシピはそのお悩みをどう解決してくれるものなのか【レシピの意図】をしっかり言葉にして記していました。

なぜなら商品があることでユーザーに与えるメリットをわかり やすく伝えるのが販促レシピの役割だからです。(わたしはいつも、商品やサービスの魅力を発掘し、付加価値を高めるためのレシピと定義しています。)

料理が好き!おいしいレシピを考えるのが得意!のステージから、仕事にするためには、まずレシピに対する捉え方を変える必要があります。


そして2つ目に、大切なことはレシピの中に意外な発見やワクワクする要素を盛り込むことです。
なぜなら、人は感情がうごいたときに、行動をおこしやすいからです。
今までみたことのないような食材の使い方や、今どきなら写真をひと目みてかわいい!素敵!と思えるような料理の見た目なら、食べてみたい!つくってみたい!という感情を揺り動かすことにつながります。

最終的には商品やサービスの購買につながれば理想ですが、そこまで至らなくても興味を持ってネットで検索したり、写真をシェアするなどの行動を促すことができたら、いつかファンになってくれるかもしれません。


実際の仕事においては、全部が全部、そういった印象の強いレシピである必要はありませんが、例えば10提案するレシピの中で1〜2つはそういったワクワクする要素のあるレシピをいれておくと効果的です。

料理が好き!から実際の仕事にするには、相手を主軸においたコミュニケーションが必要です。
レシピなら、誰のどういう問題を解決するためのレシピなのか意図を考えることが大切。
視点を変えて行動すれば、未来が開けてくることもあるとおもいます。



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河合真由子|食マーケティングコンサルタント&社会人院生
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