紅茶ならスタバよりもロンドンティールームに行け
紅茶である。
やはり、人生を彩るものといえば紅茶だ。
ナニをおいてもまずは紅茶。
ワタシはスタバに2日に1度ほど行く。
当然、ワタシはメニューの片隅でキラリと輝く紅茶を頼む。
まわりのみなさまがたは見渡す限りコーヒーだが、正直あんなドス黒い液体をすする奴らの気が知れない。
さて、
紅茶といえばロンドンティールームだと相場が決まっておろう。
「ロンドンティールーム堂島本店」
本日はそこらあたりを、チィィィッッットばかり掘り下げてみたい。
ロンドンティールームというティーメッカ
価値観の押し付けは良くないと重々承知しているつもりだが、紅茶好きならば行って損はない。
いや、敢えて云おう、あなたねえ、人生の半分を損していますと。
ロンドンティールームは紅茶を中枢に据えた飲食店。
いわゆる老舗の紅茶屋である。
大阪の堂島に本店を構え、阪急百貨店メンズ館にも衛星店があるようだ。
ちなみにロンティー堂島本店に地下からいくと、最初は必ず誰しもマイゴになる。
地上で行くと、多分、永久にたどり着けない。
今日も迷子になって、朝イチで半時間ほどオロオロしたとこよ。
寒かったよ~。
このあたり堂島地下街の解りにくさは、日本屈指だろうよ。
これはロンティーあるあるだ。
紅茶の展示場
ロンドンティールームの何がスゴいかといえば、
それは紅茶の種類の多いこと、多いこと、それ綺羅星のごときなりだ。
正確には100種ぐらいだと、ぜんぜん正確ではないが、今もウェブページをみたが100から先はよくわかんないねえ。
それくらい多いってことで勘弁しておくれよ。
とにかく凡百の紅茶屋とはワケが違いモノも違う。
コンプリート欲を掻き立てるティーラインナップ
なんだか尤もらしい小見出しを書いたが、云いたいことは1つ。
俺はロンドンティールームで、紅茶コンプリートしたんだ!
しかも、モーニングタイムだけでコンプリートしちまった。
俺はロンドンティールームで、紅茶コンプリートしたんだ!!
あにはからんや、1ヶ月かそこらでやっちまったんだ。
店員さんも、流石にあきれながら喜んでくれた。
なんたって食べログのコーヒーゼリー無料クーポンをも毎回毎回毎朝毎朝、しかも利益率の低いモーニングで使いやがる客だ。
そりゃあ、店員さんも呆れながらワハハハハハハって苦笑いするよね。
まあ、朝しかいけないヤツもいるから御免よ、朝だけコンプリートで御免よ。
ロンドンティールーム最大の危機
ロンドンティールームで食べログのサイトを提示すると、
コーヒーゼリー無料クーポンがあり、どんなケチくさい客であっても、コーヒーゼリーが無料で施されることは既に述べた。
だが、なんでなんだよ。
なんで紅茶屋がコーヒーゼリーなんだよ。
しかも、憎たらしいことに、コーヒーゼリーが紅茶モーニングと素晴らしいハーモニーを奏でやがるんだ。
どちらかと云えば、
コーヒーゼリーの方が主旋律を奏でているのがコレまた心憎い。
こういうのをなんていうんだっけ?
離れを貸して、母屋をとられるだっけ?
これでコーヒー屋に客取られたら元も子もないだろうに。
静謐なモーニング
静謐なモーニングだなあ。
まあ、ぶっちゃけ空いてんだ。
朝イチはご多分にもれずガラガラなんだよ。
俺が毎日毎日毎日毎朝毎朝毎朝いってた時は、コロナに入るか入らないかの時期だったから、ガラガラも仕方ないかなって思っていた。
ところが、
今日久方ぶりに来たら、やはり空いてんだよ。
モーニングは1箱のマッチ箱に似ている
飲食店にとって、利益率の上がらないモーニングをどうするかは頭痛の種だろうねえ。
芥川龍之介がこんなことを云っている。
“”人生は1箱のマッチ箱に似ている。慎重に扱うのは馬鹿馬鹿しいが、適当に扱うのは甚だ危険である“”
モーニングもマッチ箱に似ているんじゃないかな。
こんなシミッタレタ俺みたいな客を慎重に扱うのバカバカしいが、
適当にアシラウのは甚だ危険なんだよ。
その点、ロンティーさんは洗練されている。
お客さんを大切にする紅茶屋さんだ。
再会の挨拶にかえて
ロンドンティールームは、お客さんを大切にする紅茶屋さん。
今日、3年半ぶりにこさせてもらったが、それは変わっていなかった。
おっと時計の針が9時をまわり、お客さんが随分と増えてきた。
ワタシもここらでお暇させてもらおう。
2024年3月20日(水・祝日)
8時半~9時
ロンドンティールーム堂島本店にて、再会を祝して記す。