凡夫から須陀洹、斯陀含、阿那含、仏陀・阿羅漢へ
仏道修行者として、わたくし達凡夫が、仏陀・阿羅漢へ向かう最初の段階として、まず須陀洹(シュダオン)を目指すことになります。須陀洹にはいくつかの定義がありますので、ひの出版室『仏陀に学ぶ脳と心』、大東出版社『国訳一切経』を中心に全体像を見ておきましょう。
なお、ご承知のように、須陀洹・預流になれば現世でも来世でも、惡趣(地獄の境涯)に落ちることがなく、聖者の流れに入り、心は寂静となってニルバーナ(涅槃)に向います。七回天界と人間界を往復して苦辺を究竟し、斯陀含(シダゴン)、阿