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私たちはなぜ締め切り直前にバタバタしてしまうのか(先延ばし名人の頭の中 とおサル)

私は昔から時間にルーズで、いろんな人に迷惑をかけて生きてきました。

さて、今日はプレゼンテーションという授業があって、昨日の23時59分が事前課題の期限だったのですが、間に合わせることができず(寝てしまった)、9時間遅れで提出しました。
課題の内容は、TEDのプレゼン動画を何でもいいから見て、役立ったポイント、真似したいポイントなどをスライドにまとめて発表するというものでした。

私が選んだのは、「先延ばし名人の頭の中」という14分くらいの動画です。
計画を立てても計画を守れず、期限の直前になってバタバタする人は、一体どんな心理状態で、なぜそうなるのかをユーモアたっぷりに説明してくれています。

おさる

これが先延ばし名人の頭の中です。左にいるのは「すぐにご褒美がほしいおサル」です。真ん中は合理的な判断ができる自分です。最初はこの自分が舵取りをしているのですが、

おさる

「ちょっと貸してみてよ」みたいな感じで、、、

おさる3

おサルに舵を奪われてしまいます。こうなると、もう目先の楽しいことしか目に入らなくなって、現実逃避が始まります。部屋の大掃除をしていたら懐かしいものを見つけて思い出に浸ってしまうとか、ついついwikipediaでどうでもいい調べ物をしてしまうとか、睡魔に負けて寝落ちしてしまったとか、心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし最後までこのおサルが舵を持っているのかというとそうではなくて、期限が近づくと

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左の、パニックモンスターというやつが現れて、おサルはどこかに逃げてしまいます。合理的な自分はパニックになりながらも、やるべきタスクに取り組み、期限に何とか間に合わせたり、間に合わなかったりします。

というお話だったのですが、すこし深刻なことも言っていました。期限があるものならば最後はこのパニックモンスターが出てきて何とかなるのですが、明確な締め切りがないもの(例えば人生の大きな目標や夢に向かって頑張ること、運動して健康を保つこと、noteの記事を書くことなど)については、パニックモンスターは発動しない。そして人は「夢を実現できない」どころか、「夢を追いかけ始めること」さえできないまま、延々とやるべきことを先延ばししてしまうのです。

この先延ばしの影響は深刻で、長期的で大きな不幸や後悔の源となります。

人生カレンダー

この図は「人生カレンダー」です。1つの小さな箱が一週間です。人生が90年あるとして、ここに一生分の箱があります。そんなに沢山あるわけではありません。しかも既に使ってしまった箱も相当あります。私たちはみんな、このカレンダーをじっくり眺めてみるべきだと思います。箱がそんなに沢山ないことを考えると、今すぐやるべきことがあるのではないでしょうか?

そんなメッセージでした。目に見えないものを可視化されるのは恐ろしいですね〜。

身につまされます。・・・まあ、明日からがんばります。


(もしご興味あればオリジナルもどうぞ。英語のスピーチなので字幕を日本語に設定して見てくださいね)

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