
What We Weave What We Love
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
成人の日を含む三連休。母方の実家に新年の挨拶に伺ったり、会社の先輩方と飲んだりしている内に、あっという間に過ぎていった。
でも週末に予定があるっていいこと。
予定もなくダラダラ過ぎる1日も愛したうえで、やはり何かしら行くべきところがあると、早めに行動しやすい。
そんなわけで、昨日は国立西洋美術館は企画展「モネ -睡蓮のとき-」、夜は荻窪「Velvet Sun」にて音楽ライブを訪れた次第。
「What We Weave What We Love」は、野村美空と角屋敷直哉によるプロジェクトです。
2024年5月18日には、ogikubo velvetsunで「What We Weave, What We Love」のライブが行われました。このライブでは、角屋敷直哉、渡邉和武、小西佑果、杉山寛らも出演しています
前回に引き続き、歌い手は野村美空さん。
去年(2024年)の11月に、ベーシストの白幡真都さんと共演を聴きに行って以来、また行きたいと思った。
その時には、ピアノやトランペットなどのないデュエットだったのもあり、今回は演奏者の多いライブを観に行こうと思った次第。
日中に美術館を訪れてから、いかにも「音楽通」のような風貌で聴きに行っているのだが、音楽ライブはこれで2回目。
余談だが、以前レコードバーを訪れ、お一人様で本を読みながら過ごしていた時のこと。
マスターから「どんな曲を聴かれますか?」「何年頃の音楽がお好きですか?」とやたらと質問攻めにあい、少々辟易してしまったド素人なり(それでも後日伺う)。
それはさておき。大変失礼なことではあるのだが、店内に入ったら、結構な人数が聴きにいらっしゃっていたのはびっくりした。
去年訪れた際には、ボーカルとベーシストのデュオは珍しい組み合わせのようで、お客さんも指折り数えるほどしかいなかった。
今回は満席になるほどのお客さんを見て、「いやはや、有名な方々なんだなぁ」と、大変失礼なことを考える。

さて、肝心の演奏であるが、これだけ動員されていることもあって、非常に良かった。
演奏者各々が作詞・作曲した曲をメインに進むのだが、それ故に一人ひとりの「良さ」が出ていたと思われる。
(音楽ド素人からしたら、作詞・作曲できる時点で尊敬しちゃうのだが)。
まず野村美空さんの歌声ね。優しくも力強い歌声に、「遠くまで透き通る」ような感覚を覚える。
トランペットの渡邉和武さんも見事。目の前での演奏なので、指先から表情まで伝わり、とても熱中して聴き入ってしまった。

ピアノの角屋敷直哉さんの演奏も、野村美空さんの歌声と非常にマッチしている。
聞けば、ピアノの角屋敷直哉さんと野村美空さんは、大学時代のジャズサークルの同輩だそうで。
休憩時間中に聞こえたファンのお言葉。「角屋敷さんは存在自体が絵になる」というのは的を得ている。映画のワンシーンみたい。

※ 低画質で申し訳ありません。
ドラムの杉山寛さん、ベーシストの小西佑果さんの演奏も素敵で、聴いているこっちも「楽しんでいる」のが伝わる。
個人的には、小西さんの「タオル生地の君」と、野村さんの「A Sleepless Night」がお気に入り。お二人の優しさがにじみ出ている。
全体的に調和の取れた演奏に、何度も感動してばかりであった。
野村美空さんと角屋敷直哉さんのCDを買って帰ったほど(サインも書いていただく)。
なんと言いますか、形は違えど、自分なりにも「好き」を追求していくことの大事さを、5人の演奏から実感した次第。
また機会があれば行こうかなぁと、早くも考えている者なり。それではまた次回!
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