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やっぱり電子より紙が好き

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

読書好き同士の会話でよくある話題が、「紙で本を買うか、電子書籍で本を買うか」問題。

紙の本派の意見としては、「本をめくるという体験そのものが好き」「(通知などが来ないため)本だけに集中できる」、「書き込みがしやすい」といった点が多く見受けられる。

一方、電子書籍派の意見として、「スマホやタブレットなどで手軽に何冊も持ち運べる」「蔵書するための物理的空間が不要」、「読みたい時にすぐ購入できる」といった利点を挙げている。

また、最近は第三勢力(?)として、「オーディオブック派」も台頭している。「ながらでも読書ができる」「繰り返し何度も聞ける」といった点は、確かにメリットである。

もっとも、本記事では「どの流派がより優れているか」といった、ディベートをするわけではない。

ただ単純に、私は「紙派か電子派か、あるいはオーディオブック派か」と問われたら、断然「紙の本が好き」と答える。

私の場合、紙が好きと言うよりかは、形に残るものが好きな傾向がある。

例えば、カメラで撮った写真とかも、なるべく現像するなり、フォトブックにして残しておきたい。

8月の京都一人旅の写真も、ようやくフォトブックにしたので、度々本棚から取り出して眺めている。松栄堂の御香を立てたりしてね。

映画のチケットとか、旅先で受け取ったパンフレットとか、カフェやバーのショップカードとかも、コレクションしちゃうのよね。

なぜかと問われたら、なんか「確かに自分はそこにいた」という感覚が味わえるからだと思う。

別に、チケットやショップカードなんて、何度も見返すわけではない。目に見える場所に常にあるわけでもない。

だけど、「その日、その時。自分はそこにいた」という、証明になる。

別に、そんなものはなくても、そこにいた事自体は変わらないのだけれども、それも忘れてしまうから、形あるものとして残したい。

本もそうで、内容は概ね忘れてしまったとしても、表紙を見返してみたりするだけでも、「あぁ確かに読んだことがある」ってこともある。

それこそ、先日地元の古本屋が閉店したように、そこで買った本があるからこそ、その古本屋が確かに存在したことを思い出せるように。

とは言え、未だに電子書籍をほとんど手を付けていないから、最新のKindleなんかプレゼントされたら、考え方も変わるかもしれない(いや、買えや)。

遺伝子レベルのアニメオタク故に、ドラマCDやオーディオドラマなんかも度々聴いていたし、結構使い勝手が良い。

先日は某動画サイトにアップロードされていた小野不由美さんの「魔性の子を聴いていたが、あれはあれで小説を紐解く以外の楽しみを得られる。

それでも、やっぱり「紙の本が好き」なのは変わらない。

現物支給で喜ぶ自称読書家なり。それではまた次回!

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川口 竜也 / 川口市出身の自称読書家
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