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完璧な読書会は存在しない
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
かれこれ2年近く読書会をし続けているのもあって、「東京読書倶楽部」のオープンチャットは150名に到達した。
有難いことに定期的に参加していただけるリピーター様も多く、ほぼ毎月いらっしゃる常連の方から、2~3ヶ月に一度でも折を見て参加して下さる方まで、本当に皆様のお陰様で成り立っている。
一方、一度参加して以来顔をお見かけしていない方や、オープンチャットに参加するものの、ほどなく抜けてしまう方も少なくない。
ほぼ毎週開催しているため、新規の参加者様も多いけれども、何だかんだオープンチャットの人数は増減を繰り返している。一人が抜けると、連鎖的に抜けていくのがわかる。
もちろん、その方々にとって、東京読書倶楽部の読書会は魅力的なものでなかった、自分が楽しめる会ではなかったのだから、無理して参加する道理もありません。
中には、他の読書会の常連になっている方も多いため、それはそれで良いことだとは考えている。読書会自体が面白くないと思われるよりかは、全然良い。
先日、読書会を主催して数回目の方から、参加者と仲良くなった方が良いのでしょうか、読書会の後にご飯とか行って、親睦を深めた方が良いのだろうかと質問された。
個人的なアンサーとしては、したければすれば良いと思うけれども、仲良くなったから今後も欠かさず読書会に参加してくれるのとは、別のことだと思っている。
どんなに仲良くなったとしても、来ないときは急に来なくなりますし、その時のがっかり感は半端ないものです。
そのため、私の場合は、あくまでも主催者と参加者で割り切っている。読書会が終わればその日は解散。二次会はしない。
それくらい割り切った方が良いという人もいれば、二次会も主催してくださいよと言われることもある。
つまるところ、どんな風に主催しても、完璧な読書会は存在しないのだ。
小説限定の読書会にしたら、教養や歴史に関わる本が好きな人にとっては、話題の貧困さと知識の低さに、面白みのない会となる。
ビジネス書が多い会だと、小説を持っていって何か場違いに感じることも。その客もしかりで、私以外真面目な本読まないじゃんという雰囲気を漂わせることも。
20代~30代向けの読書会にしたら、年配の方が参加できなくなるし、自分だけ年代が上で気まずいと語る方もいる。全年齢にしたら、今度はジェネレーションギャップがつまらないという人も出てくる。
少人数制は出会える人や紹介される本が少なくて嫌だと言えば、大人数制は席替えが多くて話す時間が短いという人もいる。
もし、これから読書会を主催したいとお考えの方がいるならば、万人受けする読書会は存在しないと思いましょう。
それよりも、定期的に参加してくれる方や、忘れずにオープンチャットを確認してくれる人を大切にしましょう。その方が、心にゆとりが持てるはずです。
そんな、たかたが読書会主催歴2年目のアドバイスなり。それではまた次回!
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