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スマホは読書の敵か?

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

読書術系の本を読んでいると、読書の習慣を身に着けたいのならば、スマホに電子書籍のアプリをいれなさいという説を拝読する。

確かに、普段使うものに読書ツールを入れておけば、自然と読書ができるかもしれない。毎日見るからこそ、スキマ時間も活用できるかもしれない。

だが個人的には、読書習慣を身に着けたいのならば、逆にスマホを鞄の中にしまっちゃって、紙の本を取り出す方が良いのではないかと思う。

大抵の場合、集中力が削がれる原因となるのは、スマホであることが多い。

たまに電車ないで本を読んでいる人に巡り合うと、おお!同志よ!と勝手に思うのだが、いつの間にか本を開いたまま、スマホに夢中になっている方も少なくない。

設定すればアプリ使用中は通知オフとかもできるかもしれないが、本を読んでいる間にメッセージが届いたり、SNSでいいねされましたと言われたら、気になってしまう。

そもそも簡単にSNSや動画サイトにアクセスできる状況が、あまり読書に適しているとは思えない。

それこそKindleのように、ネットも使えなくはないけど、画面が白黒のままだとか、回線速度が遅いだとか、そういう制限を設けたほうが、否が応でも読書に集中できる。

でも流石にスマホを手放すことは難しいから、読書中はスマホを鞄にしまっちゃう。ポケットではなく、鞄に入れるのがポイントである。

スマホが目の前だけでなく、ポケットなどすぐ手に取れる場所にあると、それだけで集中力が削がれる傾向にあるのは、海外の実験結果でも明らかになっている。

ちなみに、これはあくまでも結果論ではあるが、スマホを古い機種のまま使い続けるのも効果的と思われる。

今のスマホは、大学時代に購入したものをそのまま使い続けている。液晶にはヒビが入っているし、販売していないからという理由で、カバーもボロボロのまま使い続けている。

動作も重くて、送受信にラグが発生することもあるし、LINEとかいつまで経っても起動しない。2画面表示にすると時たま強制再起動する。

こんなスマホだからこそ、あまり見ようとも思わない。動作が遅くてイライラする状況を、自ら作り出すという、現代のスピード社会からしたら時代錯誤な方法である。

そのおかげで、多少は読書に集中できるようになっている。

親戚や友人からも、いい加減スマホ買い替えたらと言われても、いやこの方が読書に集中できるしと返せる。

でももしかしたら、スマホに電子書籍のアプリをインストールしたら、もっと本を読めるようになるかもしれない。

もはやスマホは、本を読むためのものだと刷り込んでしまえばね。

だけど、残念ながら、スマホを見ていたら、動画サイトが見たくなる、noteに面白い記事がないか、そういえば次の漫画の新作はいつだろうか。あぁショート動画がスロットマシンのように流れてくる……。

そんなわけで、今のところは紙の本に集中するのが最善策だと思っている。

とは言え、これはあくまでも私の場合は、である。

定期的にスマホを見なければならないほど、忙しい人生を送ってないからこそできる。

定期的に仕事のメールが来る人とか、電話はワンコールで出るのが美徳だと考える人にとっては、スマホはむしろ肌身はなさず持っていなければならないものだろう。

返信が遅いからって、浮気を心配されるような生き方もしてないし…(それはまぁ、考えようによっては寂しい生き方だけれども)。

結論、自分にあった読書スタイルってのがあるはずだから、それを早めに明らかにすることが大事なんじゃないかなと思います。

私みたいに今のご時世ネットですぐに買えるのに、わざわざ書店や古本屋を見て回って本を買うタイプもあれば、スマホですぐに本を読める人もいる。

色々試して、自分にあった方法で読書習慣を身につけるのが良いかと。それではまた次回!

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川口 竜也 / 川口市出身の自称読書家
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