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読書時間とストレスの関係性

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

ライターの仕事をしてから、よく川口さんはストレスなさそうですねと言われるが、勿論ストレスが全く無いことはない。

ほどよいストレスは、仕事の充実度や成長にいい影響を与えると言われているが、時には自分の許容範囲を超えるストレスを感じるときもある。

私の場合、ストレスが溜まると本を読むのも億劫になる。物語が右から左へ流れていくような。そんな日は帰りの電車でずっと心を洗うような音楽を聴く。最近は中島みゆきさんがグッと来る。

それはさておき、少し前の調査だが、高ストレス者には読書習慣が「ほとんどない人」が多い傾向にあるというデータを見つけた。

ストレスレベルごとに平均読書時間を見ていくと、男女ともに読書習慣が「ほとんどない」人の割合は高ストレス者(男性55.0%、女性62.0%)のほうが、低ストレス者(男性42.2%、女性39.5%)に比べて高かった。

上記の記事より抜粋

ストレスを感じているから普段の読書量が少ないのか、読書量が少ないから普段のストレスを強く感じているのかという因果関係は分からないが、少なくとも、読書習慣がある人は低ストレス者が多い傾向にある。

調査結果によると、男女ともは1日の平均読書時間が30分以上になると有意になる傾向が見て取れる。

なるほど、読書はストレスを抑える効果もあるのか。健康寿命にも良くて、睡眠も改善する可能性もあって、誠に読書は至れり尽くせりではないか。

とは言え、本を読むから低ストレスなのか、低ストレスだから本を長く読めるのかという因果関係はこのデータからは不明である。

まぁ個人的な経験談からすれば、いくら本が好きだとは言え、仕事などで嫌なことがあった日は本を読むのも億劫になる。そんな日は無理して読まない方がいいが、その分一日の平均読書時間は減るだろう。

選ぶ本も同様に、あまり読むのに負担がかかるような本だと、遅々として進まない感覚にストレスを覚えることはある。逆に頭使わなくてもスラスラ読める本は、気分が良くなる。

だから、本を読んでストレスが下がるのも一理あるし、ストレスがないから本が読めるのもまた正しいと思う。

まぁ少なくとも、読書をしている人は低ストレス傾向になるってだけでも、読書をする意義の一つにはなるのではなかろうか。それではまた次回!

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