見出し画像

50代でTikTokを半年やってみた

この記事は、50代のおじさんである私が、半年TikTokをやった結果を示したものです。「年齢に関係なく、新しいことに挑戦することが大切」という話として、お楽しみいただけたら幸いです。

■ 50代でも挑戦する

まず、結論から言います。

私はTikTokを半年やってよかったと思っています。なぜならば、ショート動画の投稿や、その反応を通して、メディアのあり方が変化するのを感じることができたからです。

冒頭でふれたように、私は50代のおじさんです。年齢的には、体力の衰えを感じやすくなるゆえに、新しいことに挑戦するのを嫌がり、保守的になりやすい傾向があるようです(もちろん、例外の人もいます)。

それでも私は、TikTokを始めました。

理由は単純。「時代の変化に合わせて新しいことをしないと生き残れない」と日々感じているからです。

■ 電車の車内で感じるメディアの変化

これは、私の職業と大きく関係しています。

私は組織に属さないフリーランスのライターです。
本や記事を書いてナンボの職業です。

それゆえ、インターネットやSNSの発達によって、出版などの既存のマスメディアのあり方が近年大きく変化していることを感じています。

その変化がよくわかる場所が、電車の車内です。

現在電車の車内では、紙の新聞を広げる人がほぼ絶滅しました。紙の本を広げている人はいるものの、たまに見る程度です。

電車の車内では、多くの人がスマートフォンを眺めています。それが電子書籍であれば、個人的にはありがたいのです。ただ、実際はSNSやゲームを楽しんでいる人がほとんどでしょう。

ならば、スマートフォンを眺める人に見てもらえることをしよう

私はそう考え、従来使っていたSNSに加えて、半年前にTikTokを始めました。

■ わずか10秒で7万回以上再生

TikTokをやり始めたときは、再生回数の多さに驚きました。

当初、私のTikTokアカウントのフォロワーさんはほとんどいませんでした。
それでも最初に投稿した短い動画(ショート動画)が、700回以上再生されました。

不思議に思ってTikTokの分析項目(TikTok Studio)を見たら、自分の動画が「おすすめ」として紹介され、多くの人の目にふれたことがわかりました。
どうもこれが、TikTokの大きな特徴のようです。

そこでショート動画をコツコツと投稿したら、ある日突然再生回数が急増しました。わずか10秒間の動画が、約7.7万回(本日2025年2月14日まで)再生されたのです。

その投稿が、これです。

これは、2025年4月上旬に廃止される東京高速道路(KK線・D8)を撮影した動画です。なにか特別な工夫をしたものではありません。

ただ、多くのコメントが寄せられました。それによると、「この道路がもうすぐ廃止になる」という事実を、多くの人が関心を持ち、意外だと感じたようです。

■ やってみてわかった面白さ

これを機に、TikTokの面白さが少しわかった気がしました。個人的に「これ、なんかいい」「誰かに見てほしい」と思う瞬間を切り取り、ショート動画としてアップする。ただそれだけで、多くの人に見てもらえ、共感が得られることが実感できたからです。

そこで私は、ショート動画をTikTokだけでなく、InstagramやYouTubeにも投稿するようになりました。

これによって、次の2つのことがわかりました。

  • ショート動画は、Instagramの画像、YouTubeの長尺動画よりも多くの人に見られやすい

  • 同じショート動画でも、SNSの種類によって反応が異なる

はっきり言うと、現在の私は、あくまでもショート動画の素人であり、収益化できるレベルには達していません。新しい仕事にもつながっていません。面白いから投稿を続けている。それだけです。

ただ、ショート動画の投稿を楽しめるようになったことは、新しい領域に入るうえでの大きな第一歩になったと感じています。

年齢がいくつになっても、好奇心を持って新しいことに挑戦することは大切ですね。

<私のショート動画のリンク> 
TikTokInstagramYouTubeショート




いいなと思ったら応援しよう!

川辺謙一@交通技術ライター
よろしければ、サポートをお願いします。みなさんに楽しんでもらえるような記事づくりに活かさせていただきます。