
腕の形を見ると歯並びがわかる!?
猿手・猿腕は、手の使い方からおこる形状。
実は足、そして肩甲骨、舌位置にも関係します。
猿手というのは、肘が内側にくの字に曲がっている過伸展の状態をいいます。形状としては、Yの字になります。※逆手という人もいます。
この腕の形状は、巻き肩であることにより起こっています。
過呼吸になりやすく、呼吸性の足をつるとか、膝を悪くする歩き方にも関係します。
もちろんこの肩の状態であればストレートネックでもあります。その影響で、肩こり腰痛も起こっていますし、ストレートネックというのは喉の問題でもあるので、気道も狭くなっています。
喉や首に問題があるということは、顎関節にも問題が生じ、歯並びにも影響を与えるのです。土台が大事ということはよく言われます。土台が崩れていて、その上に整った状態で歯が並ぶことはないのです。
体を前に曲げると、脊柱の問題がわかるのですが、この腕の状態の子は、鉛筆を持つのも下手です。(力が入らないという意味です)