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店頭での出会いから2,420円のボールペンをオンラインで買った話


文房具の買い方

最近、ちょっと高めのボールペンを買いました。
2,420円(税込み)のサクラクラフトラボ002という製品です。

いつもは200円台のジェルインキボールペン(青)を愛用しているのですが、ちょっとした時間ができたので文房具のお店に立ち寄りました。

銀座の伊東屋、移動経路にあるので立ち寄りやすいのですが、
最近は外国人が多く一種の観光名所になっている感じもあります(筆者撮影)
サクラクラフトラボ002 公式サイトより


何年も使っていないけど、なぜか馴染みがあります
サクラクレパス 公式サイトより

買おうかなと、思いつつ、

いつものペンの約10倍の値段だから、ちょっと考えよう。

と急に倹約モードの自分が出てきて、その場で買わずに帰宅して、パソコンで検索をしました。
ユーザーレビューを読んでみたかったのです。

ブログやYouTubeが購買意欲を後押し

とりあえずAmazonで(サクラクラフトラボ)と検索したところ、

サクラクラフトラボは005モデルのみが表示されました
Amazon.co.jpの検索結果画面より

検索結果に大人のクーピーは現れません。

さらに検索すると、プレスリリースやブログ記事から、発売が2017年だったと判りました。
6年前の商品だったなんて、全然知らなかった。
Amazonでの取り扱いがないのも発売から時間が経っているせいでしょうか。

ビルケンシュトックがあったモノタロウ(過去記事を参照してください)を検索してもありません。
(でも、クーピーは取り扱っていました!)

次にヨドバシを検索すると、取り扱いを発見。
でも、すぐに購入せずに、ユーザーレビュー(ブログ記事だけでなくYouTube動画も)を読みながら何色が良いかなぁと考えているうちに、数週間の時間が流れていました。

黄色が良いな、緑もいいななどと思っていたのですが、ふと、

【赤】

がいいなと思って、予備のインク(ブラックではなくブルーブラック)と一緒に購入しました。

認知→検討→購買へのプロセスを振り返る

今回の自分自身の購入までのプロセスを振り返ると、

1.お店で存在を認知→2.ネットで検索→3.メーカーHPを読む→4.ユーザーレビューを読む→5.悩む→6.買う(2〜4.は同時並行)

という流れでした。

Amazonで文房具の検索をしていても、おそらく、この大人のクーピーとの出会いはなかったと思われます。お店での展開が、認知=知るきっかけで、購入の入り口でした。

出会った伊東屋さんでは買わなかったのは、たまたま立ち寄るタイミングが合わなかったのと、ヨドバシで購入すると送料無料だったからです。
どうも一部の文房具店では、名入れサービスも行っているようですので、もしも伊東屋さんで名入れサービスがあったら、買うためにお店に向かったいたと思います。

書き心地や使いやすさなど

適度な重量は書きやすく、このモデル独自のペン軸を出す時に上部をひねる動作は、今から書くぞという儀式的な効果もあって仕事をするスイッチとしても機能していると思います。
インクは途切れることなく滑らかです。(色もカスタマイズしたし。)

文房具の沼にハマらないように気をつけていても、
このまま他のモデルも買ってしまうかもしれません。

※記載の情報は執筆当時(2023年10月)のものです


編集猫 KAURU memo

お店がメディアとして機能するようになるという話は、流通業界でよく語られています。
マスメディアが拡散して希薄化する環境では認知機会も限定されるので、お店で実物を見る、知ることが購買の入り口になり得ますニャね。


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