初めての方へ 〜 私の娘が不登校になるなんて 〜
まさか、私の子どもが不登校になるなんて
はじめまして、不登校からの脱出カウンセラー・萩野和美です。
まずは、私自身の経験をお伝えしますので、今、あなたが不登校のお子様をお持ちなら、少しだけお付き合いください。
不登校のはじまり
娘が小学校入学のこと。娘も入学を心待ちにしていて笑顔で溢れていました。
1年生の夏休みが明けるまでは、どこにでもある普通な日々を過ごしていました。
「お母さん、一緒に学校行こう」
夏休み明け、娘がいいました。
最初のうちは少し一緒に歩けば、娘はそのあと私とさよならして学校に登校しましたが、だんだん付き添って歩く距離が長くなり、顔色も暗くなっていくのを感じました。
「頭が痛い、お腹が痛い」
娘が朝、登校する時にそう言い出すようになったのです。
初めは病院へ連れていきましたが異常なし。
しかし、毎朝体調の悪さを訴える。
この頃から私もなにかおかしい。。と思ってはいましたが、「学校へ行かせないといけない」気持ちが強かったので、毎朝声を荒げたり、高圧的な態度をとったりして娘の抵抗と闘っていました。
娘は私から逃げ回ったり、物を投げつけてくることもありました。
学校に行かれなくなったらどうしよう
なんとかしなきゃと言う思いでネットで情報を収集しました。
そして、学校とのつながりを切らないように、いろいろ試しました。
散歩しながら徐々に学校に近づいていく。
校門にタッチする。
それができたら、校門から少し入ってみる。
それができたら、学校の校庭にある遊具で遊んでみる。
無理矢理、車に入れて号泣する娘を担任に引き渡したこともあります。
市に相談した時には、「お子さんが自主的に行きたいと言うまで待ちましょう」と言われ、私の中で一瞬納得しましたが
「いつまで、待つの?」
「もし、ずっと学校にいくと言わなかったらどうなるの?」
という感情が次から次へと湧き出てきて、子どもが自主的に行ってくるまで待つと言う姿勢でいるのは不可能でした。
娘の傷ついた心をなんとかしたら、学校にいくようになるかもしれない。
と思ってとにかく娘の話も聴きました。
話を聞いていくうちに娘がたくさんのことを抱えているんだな。。。ということがわかりました。
頑張って学校へ行っている綱渡りな状態
2年生の夏頃から一緒に学校に行くようになりました。
そして、だんだん教室に戻していって3年生の4月には一人で学校に行けるようになりましたが、それは頑張って学校に行っているだけであって、いつ行けなくなるかわからない、綱渡りな日々が3年生から5年生まで続きます。
なぜ、こんなにも苦しい思いを1年生から5年生まで過ごしたのか。。
その答えは、娘のこの言葉にありました。
「お母さんは、どうせ私を学校に行かせたいんでしょ」
娘が5年生になってまた休みがちになった時、頑張っていかせようとしていた時に言われた言葉です。
この言葉に私は胸をギュッと掴まれました。
娘の言う通りだったんです。
娘のためにしていたことが全部自分のためだった。
私が娘を学校に行かせたかった。
ずしんと重苦しかった気持ちが変わり始めました。
娘から言われた言葉をきっかけに自分の気持ちを認めていった時、私の心の中で変化が起きました。
「学校に行ってもいい、行かなくてもいい」この言葉と私の心が完全に一致した瞬間でした。
そんな考え方になってからは学校に行きたくない娘の話を、初めてフラットに聞くことができました。
そこから曇り空が晴れていくように物事が進んでいきました。
「お母さん、私フリースクールに行ってみたい!」
娘と二人でお風呂に入っているときに、娘が興味津々でフリースクールのことを聞いてきたんです。
そして、情報を集め翌日には見学に行き即決。
娘の通っているフリースクールでは自由に時間を過ごしますが、娘なりに自分から学習を進める時もあるそうです。
以上が私と娘の1年生から5年生までのお話しです。
私は、娘が不登校になって不安と焦りの毎日で心が休まらない日々が続き、私自身、ストレスからパニックの症状が出て日常生活にも支障が出ました。
しかし今は、それも克服し娘のこれからを楽しみに見守っていられる状態です^^
もし、あなたも今、不登校という暗いトンネルの中にいるのなら
もし、あなたも今、不登校という暗いトンネルの中にいるのなら
私と同じように無理なくそこから抜け出すことができます。
その時にポイントとなるのが「無理がない」というところ。
もし、あなたがとても辛いのにその自分を「まだまだ大丈夫」と置き去りにして、お子さんをどうにかしようとしても、決してうまくいきません。
そんな時は、まず今のあなたを苦しめてしまっている考え方を癒してみてください。
自分に優しく^^
すると、今までとっていた行動が自然と変わり始めますよ。
今までとっていた行動が変わるということは、得られる結果も変わるということ。
もし、あなたが今、相談相手もいなく暗闇のトンネルから抜け出せないで一人で悩んでいるなら、一度私にご連絡ください。
不登校からの脱出カウンセラーとして、同じ不登校の子を持つ親として同じような悩みを持った人に寄り添いお話を伺っています。
そしてまた昔のようにお子さんと笑い合い、良き理解者となり、お子さんが自分の人生を自信を持って進み、あなたが今まで不登校で悩むことで費やしてきた時間を、自分自身のために使っていける未来に進んでいけることを祈っています。
このnoteでは不登校に関する私の経験や知識を惜しみなく綴っていきますので、もしあなたやあなたのお友達が同じような悩みをお持ちでしたら、ぜひフォローしてくださいね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
不登校からの脱出カウンセラー
萩野和美
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?