ロンドンで食べたパエリャとスパニッシュトルティーヤ - Spanish Tortillas and Paella @London Street Food
ロンドンに来たら必ず行ってみたかったストリートフード。いや、フードストリート。屋台が立ち並ぶ通り。中でもこのお店!可愛い子がスパニッシュトルティーヤを作っているYouTube動画を観て、わざわざ行ってみたくなる心境ってなんだろ?あっ、もちろん、パエリャの試食。後学のためにですよ(笑)
事前にはあまり調べられなかったけど、場所だけはわかったので、Google Map のピンを頼りに地下鉄を乗り継ぎ駆けつけた。11時オープンと言うことで、12時の混雑を避けるように11時到着を目指してホテルを出発した。ロンドンの地下鉄は、オイスターカード(SUICAのようなICカード)での支払いだと安くなるのはもちろんのこと、上限がキャップされていて、£7 以上支払うとそれ以降は支払う必要が無くなる。いわゆる乗り放題ってやつです。断然お得です。
そしてやってきたのは、「Circus Bros」。スペインの国旗のように赤と黄色。ウッドで設えたカウンター。イベント用テントもここまでやると可愛らしい。これだけで、覗いてみようかなと思いますね。
お店は、スパニッシュ・トルティーヤ(スペイン風オムレツ)とパエリャのお店。名前の通り、兄弟で切り盛りされていてお兄さんは、プロのシェフだそうな。英語、スペイン語を話していて、そのなまりからスペイン人だと推測。聞くと、やはりそうだった。
11時の段階では、まだ準備中で、30分後に戻ってきてくれってことだったので、ふらっと周りを歩いて回った。丸鶏のローストをサンドイッチ、もしくはサラダと一緒に販売しているお店や、コーヒー専門店と記憶に残っているのはその2店舗のみ。他はたいしたお店じゃなかったんだと思う。
30分時間を潰すのも、かなり難しいくらいのフードストリートだったので、両側にある店舗の中でもフィッシュアンドチップスのお店があったので、軽くつまんでから戻ろうということで、入ってみた。この話は、追々するとしてなかなかお腹いっぱいになったところで目当てのお店に戻ったところ、まあまあの人が店に集まっていた。
そして、念願のパエリャ。なんとなく、バレンシアーナ風。パエリャと言うよりかは、汁っ気の残るメロッソのような感じ。お米は、ボンバ米?まさか。けど、しっかりと膨らんでいて一粒一粒が大きいですよね。チキンは別個に炒めて上に乗せるだけ。しかも、アリオリソースまで。本場さながらのような、そうじゃないような。。。
味的には、めちゃくちゃ塩っ辛い。塩味しかないやん!ってくらい塩っぱい。バレンシーア風だけど、全然違う。と言うか、あまり味が分からない。いや〜、これ1人では食べ切れないぞ。シェアするかたちで良かった。とりあえず、本場の人が作ってるからには、こういうモノなのか?それとも、ロンドンの人たちの口に合わせてるのか?よくわからないけど、スペインでの検証が楽しみになってきた。
次はコレ!スパニッシュ・トルティーヤ。作るシーンの動画がいくつかYouTube に上がってるけど、そんなに難しいことはしてなさそう。温度管理は難しそうだけど、ツマミをいじってる様子は一切ない。ほぼほったらかし。出来たら保温器に上げて、注文が来たら、再度鉄板に乗っけてパプリカなんかをはさんだりして、最終的にはサンドイッチに。
トッピングは、またまたアリオリソース。このアリオリ、めちゃくちゃ美味しいんです。ガーリック控えめ。おそらくオリーブオイルが上等なんだと思います。上品なテイストに仕上げられてます。そして、トルティーヤはそのままでいただいた。これは、なかなかうまいぞ!作り方が絶妙で、かなりふわっと仕上げられてる。卵とじゃがいもだけじゃないようだ。
実は、このトルティーヤ、キャンプの時に真似て作ってみたものの、こうはならない。もっと固くかたまってしまって、食感がまったく異なるトルティーヤになってしまった。どうしたら、こんなにふわっと柔らかくなるんだろう。卵白をメレンゲに仕立ててるんだろうか?動画を見る限り、液体は入れてない。チーズも入れてない。ただただ卵とじゃがいもって言ってるように聞こえるんだけど、ほんとかなぁ。。。
トルティーヤ作りはまだまだ続きそうです(笑)