1997年3月 イタリアあんがいほの暗い1
【まとめ】マイナー旅人な私が唐突にイタリア(主にローマ)に6日の日程で行くことになった発端、そして出発のようす。イタリアは明るいだろう、って思ってました、単純に。
※ いつも旅で付けているはずのメモ帳、この旅の分が現在見当たらず、アルバムと淡い記憶で辿っています。出てきたら追記あるかも。
※2024.05.24 メモが出て来たので順次追記。
某P社協賛某ツアー会社主催の「インスタントカメラ誕生50周年記念特別企画・ヨーロッパ3都市優待旅行」というイベントに応募して、ローマ6日間98000円という微妙な優待が当たった。
イタリア気になる。それにメジャーな場所にしては安い。
陽光と歌と遺跡と美味しいもの盛り沢山なのでは? それに美術品も気になる! と友人Nを誘って、参加することに。
パンフの予定表によると
1 午前に成田空港発、ヨーロッパ内乗り継ぎでローマへ。
午後、空港から専用バスでローマ着。ホテル泊
2 午前 ローマ半日市内観光
夜 カンツォーネディナー(op)
3 午前 バチカン美術館半日観光(op)
夜 イタリアスペシャルディナー(op)
4 終日 ナポリ・ポンペイ終日観光(op)
夜 イタリアスペシャルディナー(op)
5 午前 空港、ヨーロッパ内乗り継ぎで帰国の途
6 午後 通関後解散
申し込み後のスケジュール表では、
1 11:00 成田発JL-445(モスクワ経由)所要時間15時間15分
18:15 ローマ着後、専用バスでホテルへ
5 10:50 ローマ発JL-418(チューリッヒ経由)所要時間14時間50分
機中泊
6 9:40 成田着
と具体的な便名などがあった。6日目午前解散やん!ますます、もたついていられまへんがな。まあ安いので仕方ないか。
それと魅力的な点。ツアーではあるが、オプションが多い。つまり、あちらに着けば帰りの飛行機まで結構どこでも行けて何でもできる感じのゆるーい内容だった。
友人Nも私も美術館は外せないよねー、ということで、着いた翌日からフリーでバチカン市国巡りをして、翌日にフィレンツェまで電車で行って、3日目はローマ市内でおのぼりさんしようか、と相談する。
3月5日(水) 1日目
6:25 成田エクスプレス 横浜発に乗る。
まず、成田空港までがドキドキでしたね。というのも、友人Nはびっくりするくらい乗り物運が悪く、今まで何度も乗った電車がガッツリ止まった経験が多かったらしいので。
が、本当に止まりました。地震があったらしく、結局20分遅れ。
8:20頃 成田着。すでに冷や汗が。指定のH32カウンターに。
9:30 両替後にツアーメンバー集合。添乗員Sさんと初顔合わせ。
10:35 バスにのってずいぶん走ってからバス降りて、タラップを上る。
今日は飛行機勢がかなり混み合ってるらしく、しばらく待たされる。
11:15 ぐるぐるしていたが、飛行機はようやく飛び立つ。
もしかしたら初めてJALに乗ったかも。感動だった。今まではアエロフロートが多かったので。まあ、エアバス導入してからのアエロフロートは普通に快適だったが、それでも日本の飛行機ってなんだかすごい(小学生の感想か)。
お昼ごはんが凝っている!
たくさん飛行機に乗っている間に、友人Nとコースの相談。
19:40過ぎ。モスクワは13:40とのこと。時計を直す。
軽食が出る。
15:00近く 乗り継ぎはやっぱりモスクワ(笑)。空港内は薄暗くBGMもない。でもいいんです、モスクワ。好きだから。空港内の時刻表示板は以前よりまともに動いていた、そして雪景色だった(滑走路はまだわずかに黒い)。ぶるぶる。
15:30 食事。
17:48 ローマ着。
ようやく着いたローマFiumicino空港。すでに真っ暗で、迎えのバスに乗ってホテルに向かったはいいが、とにかく暗いのに驚く。街灯やネオンというものがあまりない。ないというのか目立たない。
ホテルはGrand Hotel Ritz(住所控えてあったがちょっとここだったか自信ない。2024現在ではその住所にはRadisson Blu GHR hotelがあるから名称が変わったのかも)。
着いたはいいが、ツアーメンバー全員、フロント前でずっと待たされる。添乗員のTさんがフロントと何か言いあっているのが見えるが、とにかくイタリア語は全然分かんないのでぼおっと立って待つ。どうやら、部屋がちゃんと確保されていなかったらしい。
すったもんだの末、やっとお部屋が決まった(らしい)。うん、全然大丈夫です。安いし。
部屋の電話使い方説明を受ける。
部屋が決まって荷物を入れてからすぐ、フロントで両替してから外出してみる。
鼻をつままれても分からないくらい暗い(大げさ)中を歩いて少し行った所に灯り発見。夜遅く店が開いていたのに感動。BAR/TABACCHIとあるが実際何屋かよく分からない。パンとかお菓子を売っている様子で、うん、ここで小銭を作ろう、とお菓子を買うことに。
お菓子めっちゃ高いやん4000とかなに!とその時は思ったが、元々イタリアのお金・リラはケタが大きかったようで、翌日以降だんだんと慣れた。
ここでのメモ。ここのお兄さんはわずかに英語が通じた。
大甘チョコケーキ、大甘イチゴケーキ、でか源氏パイ、砂糖付きパイどれも10000リラを買いまくる。
チェリーチョコ4個2500。
価格の桁が大きくてビビるが、お釣りも桁が大きい!
絵葉書2枚で42000!慣れるか心配になる。
すぐ近くに駅があった。Euclideユークリッド。とにかく周りが暗い。そしてほこりっぽい。
なんとか一日目終了。
明日からフリーかましますのですんません、Tさん。
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