【7分で学べる】自分という財源とガソリンの使い方-思考の言語化vol.9-全3235文字
わたくし、毛筆硬筆ともに2段です。
カツさん・D・魔王です。
フォロー、ハトマク(ハートマーク)、お願いしますm(__)m
あなたは、何の為に仕事をしていますか?
今回はちょっと長めです(;'∀')
お金の為?
生活の為?
大切な人の為?
人それぞれ理由があるとは思います。
国を動かすスケールの仕事をしている方
世の中をより便利にする為のサービスを開発、運営に携わっている方
また、世の中のひと時の娯楽の提供を担っている方や
生命に関わるとても大変な事業に従事されている方
もしくは、無償の労働に携わっている方
これもまた様々な職業がありますね。
特に最後のボランティアに近い事をされている方等は分かり易いのですが
こういった方はボランティアとはいうものの
どこかに、ご自身のマネタイズポイントが無いと、
その行為にも無限にできなくなってしまう事も重々承知していると思います
その行為自体、無償だったとしても
その方が生きていく上で、何も食べずにどこにも住まわずにでは
その物語は絶対にいつか破綻してしまう訳で、
そうなると、無償の愛を待ち望んでいる人を裏切ってしまう事にも成りかねない
それでは、良い事をしているのに、両者ともに崩れてしまっては元も子もない事になる
だからこそ、自分が生活できる為のマネタイズポイントは確保するべきなんです
それは、ボランティアという言葉に反している訳でもなく
当たり前な事でして、それに対して、ピーピー騒ぐ方がおかしいのです。
それと同じとは言いませんが、
何の仕事をするにしても、ガソリンは必ず必要で、
それを怠ると、先日ニュースでもありましたが、研修医師の自殺などに繋がります。
医療従事者の労働環境はとても大変だとお聞きします。
だからこそ手にするお金は大きく、上に行けば行くほど名誉と言う
一般国民が手にできない称号ですら手に入ってしまう。
世界的有名な【神の手】と言われる先生になったりすると
日本だけにとどまらず、世界中からその先生のオペを受けたいとの
申し出も殺到。
イコールそれだけ大変な職業なのです。
でも、それでも、それでもですよ?
そんな神の様な先生ですら、ガソリンは必要なんです。
神だけでなく、我々一般人も同等に必要。
人ぞれぞれなんの為に仕事をしているか分かりませんが、
一番大事な自分という財源の確保を怠らない様にして欲しい。
自分ありきの、他者への労働力です
それを忘れずに、仕事に就いて欲しく思います。
そして、ガソリンを入れた後も大事
立派な動機より自分勝手な動機を持つ
モチベーションの高め方です。
無闇にモチベーションを上げようとするのは残念ながら無駄に等しいんです
イエール大学の研究チームが10年という時間をかけて
アメリカ陸軍士官学校の生徒約1万人以上を調査し、
志望動機と、その後のキャリアを記録したところ、
自分のやりたい事の志望動機に対して
【教養の為】【人類の為】【出世の為】等の
理由付けをするほとんどの人が長期的なキャリアの結果が悪くなる
という傾向になったようです。
モチベーションには、行動に対して
【人類の為】とか【ある国の為に】とかの
外発的モチベーションと、
【好きだから】【カッコいいから】とかの
内発的モチベーションがあるそうです。
やるべき事への集中力を圧倒的に高めてくれるのは、
お分かりになるとは思いますが、後者の内発的モチベーションなのです。
私、一番初めに言いましたが、書道2段なんです。
小学生の時、頭の良くないカツさんは、どうしても馬鹿に見られたくなかった。
そしてクラスの頭のいい女子は、みんな字が綺麗だと言う事に気付いた。
貧乏だった我が家の母君に頼みこみ、習字の習い事をさせていただきました
青春時代は、友達のラブレターを書くことくらいしか
その特技は使われなかったのですが、
飲食店で勤務していると、毎日オススメのメニューを筆ペンで書くという
とてつもなくめんどくさい仕事があるんです。。。が、
実はこんな僕がなんと字が綺麗。
そんな事も相まって、僕の書道2段が役に立つ時が来るわけです。
お習字の習い事を始めてから、約20年後の事でした。
話を戻すと、
私の実体験でいう、バカに見られたくないから字が綺麗になりたい。
が、内発的モチベーションですね。
闇雲に理由付けしたり、理由付けさせられたり、大そうな目標を掲げたりして
外発的モチベーションを高めたとて、意味がないどころか、かえって
逆効果になってしまう事にも繋がります。
単に仕事で成果を上げて、充実しているかのような人生を送る為に
24時間を有意義に過ごそうと考えても、
中々やるべき事への集中力は高まらない。
それよりまずは、自分の好きな事をやりたいと思う事に※リソースを割く
(※供給源、財源、ガソリン的ニュアンス)
その上で好きでやった事に対して意味づけをする事。
これこそが人生を肯定する唯一の方法だという事。
私でいう、書道2段が、友達のラブレターを書く為になった
とか
毎日のオススメを書くために書道を習っていたんだな
とかです。
例え、好きでやりたい事はあるけれど、
そこにリソースを割いたところで成功に結び付くかどうか分からない
だからそれほど好きではないけれど、与えられた仕事に時間を抑えて
本当に好きなことまで手が回らない。
そういう人結構いるでしょ?
でもね
成功するかどうか分からないから、やりたいけどやらない。頑張らない。
これは非常に勿体ない事なんです。
我々には、過去の時間の価値を結果によって判断したがる傾向があるんです
自分の望む結果が得られたか否かによって、簡単に自分の過去の評価を
変えてしまう傾向が強い。
それは短絡的以外、なにものでもない。
当然の様に充実した24時間を積み重ねた結果、自分の望む会社に転職できたり
収入が上がったり、その人の人生が充実したのであればそれは素晴らしい事。
過ごしてきた時間は、間違いではなかったと考えるのは当然の事。
でもでも、
好きな事や、やりたい事に重きを置き24時間を過ごした結果
仮に自分が望む結果や未来にたどり着かなかったとしても
決して無駄な時間を過ごしたとか、努力しても意味がなかった
人生の選択を間違えたと、本気では思わないでしょう。
好きな事で身に付いてしまった知識や経験は必ずあり、
なにより、好きな事に集中し、一生懸命取り組んでいた時
充実し幸せな時間を過ごしていたはずです。
結果がどうであろうと
やるべき事に集中した24時間は価値は変わらないんです。
そうした時間を積み重ねた自分は充分に幸せなはず
その上で集中して取り組んだ事に対し後付けで構わないので
【習字をしたのはこの為だったんだ】という風に
意味づけをしてみてはいかがでしょうか?
自分がしてきた事。もっと言えば、これからする事には、
僕でいう、習字の様な
【意味】と【価値】
がある。と考えられるようになれれば、モチベーションが上がり
結果に左右されず過ごしてきた時間、過ごすであろう時間の
意味と価値を高める事ができ、本当の意味で自分の人生を肯定する様になります
人生の価値を決めるのは結果ではなく
意味づけであり、意味づけを行う事こそが
自分の人生を肯定する方法
同じ事情でも解釈は無限です。
今の時点で、未来の結果を気にして行動しないのは
知り得ぬ未来と戦い、人生を無為にしている1番の愚か者であり、
折角、好きな事やるべき事に集中し、24時間過ごしたのに
『自分の望むものが手に入らなかった』と言って『自分は間違っていた』
などと思うのは、過去と戦う2番目の愚か者です。
堀田秀吾氏著書
【今日1日に集中する力】より思考と行動を変える習慣から
【立派な動機より自分勝手な動機を持つ】でした。
今日はここまで