学校での勉強に意味はありますか?
「学校での勉強に意味はありますか?」
多くの小学生・中学生・高校生が疑問に思っているのではないでしょうか。
この問いに対する答えは1つに絞れるものではないと思います。
勉強を続けたその先に意味を感じるという側面もあるので、深く意味を考えずに目の前の勉強に集中するべきなのかもしれません。
ですが、日々の勉強に納得感を持つために、自分の中での正解を持っておくことは悪いことではないと思います。
その正解を見つけるのに役立てていただくために、小学校・中学校・高校・大学、そして塾講師として勉強に関わり続けてきた私なりの意見を書いて行きたいと思います!
是非最後までご覧ください!
●可能性を上げていく
小学生〜高校生の時期に、「将来こうなりたい!そのために〇〇の知識や技術が必要だ!」であったり「こんな大人になりたい!」というものが明確に決まっている人は少ないと思います。
明確に決まっていて、そのための努力を惜しまない人であれば、学校での勉強は適当にこなしていても良いのかもしれません。
ですが、明確に決まっていないのであれば、知識・技術・興味・関心の幅を広げて、いろいろなものに繋がる可能性を上げていくべきだと思います。
そこで、学校での勉強を利用してみてはどうでしょうか。
5教科の勉強を軸に幅を広げていくのです。
社会から政治・お金の流れ・自然現象に、国語から小説や作家さんの思想に興味を持てるかもしれません。
そうやって得た興味をきっかけに生まれる人間関係があるかもしれません。
もちろん勉強だけでなく、スポーツ・芸術・芸能などのいろいろなところで知識や技術の幅を広げることが出来ます。
いろいろなものにチャレンジしてください。学校での勉強もその中の1つになり得るものです。
その可能性こそが意味の1つなんだと思います。
●目標達成の練習
何か目標を掲げてそれに向かって進んでいくことが、人生のいろいろな場面で待っています。
例えば、会社の中で出世するために実績を作るであったり、ダイエットを継続させたりすることも、目標を掲げて進んでいくことの1つです。
この目標達成には多かれ少なかれ努力と我慢が必要になります。
目標達成の練習に学校での勉強が役立ちます。
“前回のテストから20点アップを目指す“
この目標を達成するためには、必要な勉強量を考えたり、内容を工夫したりする必要があります。
そして、自分の欲望をある程度抑え込む必要があります。
このような経験を通して目標達成のコツを掴んでいくのです。
目標達成のコツを掴むための良い練習だと思って、学校のテストに臨めば1つの意味になると考えています。
●最後に
ここまで書いてきたことはあくまでも個人的な意見です。
その他にも探せばいろいろな意味が見つかるはずです。
現状の私はこう思っていても、5年後・10年後には変わっているかもしれません。
そのぐらい人によって正解が変わる問いなのだと思います。
ありがとうございました。