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あなたが名も無いアートイベントで目立つ方法

2010年代以降、日本全国各地で『アート』と銘打ったイベントが増加した。 集客できる、という認識が広まったからだろうか。 国や役所やスポンサーがお金を出しやすくなり、あるいはイベントに対して助成金が降りやすくなった。 これは我々作家にとってはとてもいいことだけど、もしあなたが20代30代の若手作家なら警告をしたい。 無名のアートイベントには気をつけろ。 なかなか展示する機会がない若い頃は、イベント参加に誘われたら嬉しいが、ギャラはもちろん経費すら出ないことが多い。 でも私は搬

    • アートギャラリーで個展したいあなたへ

      アートギャラリーの存在感は10年前20年前に比べると弱くなった。 なぜかというと、かつてアート作品を買う客は有名ギャラリーで作品を購入することがステータスだった。そしてそこのギャラリストが選んだものなら間違いないだろうと、客とギャラリストとの間に信頼関係ができていた。 しかしSNSの発展で状況は変わった。 私の体感では2010年代半ばからだろうか。 客が作家から直接買うことを良しとし出したのだ。 そして作家も客に直接売ることを普通にやり出した。 かつてこれはタブーであった。