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30年勤めた会社を退職して思うことを書いています 第15回 会社が定年を延長、やめる動きについて考える-中編-
前回60才定年で喜ぶの一般社員、一番困るのは役職者だと思うと書きました。(詳しくは第14回全編をご確認ください)
理由としては簡単です。
60才でいままで築き上げてきたポストがリセットされ一般社員になります。
そうなると上下関係がなくなります。
会社にいればわかることですが、仕事が出来る人が役職についているわけでは決してないのは本当によくある話です。
私も本当に仕事をしない上司を山のように見てきました。
仕事が本当にできるだろうかと考えますが、会社に在籍している時は文句いえません。
いわば禁句です。
私は個人で仕事していますのではっきり言います。
個人でお金を稼ぐと、物事をシンプルにみることが出来ます。
鉄論から一般社員になったらほとんど、使い物にはなりません。
当然、そうではない人もいますが、10%ぐらい(気を使って多くしてるだけ)だと思います。
人任せで、営業業務もかなり忘れており、指示できるという便利な武器で長くやっていると出来ることが限られてきます。
その出来る出来ないはどこで見ているかというと、
人任せでも、しっかり仕組みや考えがしっかりある人はまれで、大半は責任も丸投げの人は自覚症状がありません。
この仕組みがおかしいと思っても上にいけばいくほど他人事になるのは、上層部も同じ種類の人種のことが多いです。
おなじメダカの集まりはどの組織にも多く存在し、部下は退職まで悩むことになります。
サラリーマンあるあるですが、自分で上がっていくしかないですね。
私も管理職を経験しましたが、本当に上層部は指示するだけで、具体案を
もっていない人が多いと思いました。
何かあると足をすくってきます。
やれというのは簡単です。
出来る人と出来ない人の見分け方は結果が失敗したときも責任を押し付ける人はアウトです。
そういうことを言うと、人を育てるからとか、心を鬼して、わざと言っているということを言います。
全く間違っています。
本当に会社を辞めればわかりますから。
失敗する前に自分でも動くのが出来るひとです。
また、やらなく任せた場合は責任は自分でとる人はいい上司ですね。
ただ残念ですが、そんな人は10年で数えるぐらいしかいません。それも1人や2人ぐらいではないでしょうか。
だいたいはこれどーするの?大丈夫?
ではないかと思います。
どうすれば大丈夫になるかを考えるのが上司で、指示のもと実行するのが部下で、いろいろ学んでいくから人が育つのです。
そして次の段階で、自分が責任を取る前提で、仕事を任せていくのが上司だと思います。
その時に失敗したらわかっているな?とかいう人は自分では出来ません。それは保身です。
自分の逃げ道はしっかり作っているのです。
その時は私はしっかり指示したのに、やっていないというでしょう。
日本は終身雇用はなくなると言いながら、意外と続いています。
終身雇用は外部の情報を遮断し、異なった考えが入らないようにすることが可能です。
上司が間違っていても、どうすることもできないのが遮断された世界で、私は辞めて正解だったと思う。
それを、耐えるのがサラリーマンだと思う。
ここで終わるの?これでは希望がないじゃないか?続きはすぐ書きます。