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LUCKY MAN ~何者でもない僕が、何者かになる物語~



自伝本を読んでいて、これほど泣きそうになることやワクワクすることを浮かべてしまう本はないと思う。
「はじめに」を読むだけのつもりが止まらず、ラーメン屋に一人で1時間半(ランチ時間にだいぶ居座ってしまった)もいてしまうほど読むことに没頭してしまった。
本を読むことが苦手な人でも2‐3時間もあれば読めるのではないかと思うほど文章が入りやすい本である。

主人公は著者の若山陽一郎さん(あだ名:わっかん)の現在に至るまでの自伝本である。
現在は数多くのセミナー・講演を開催しながら、愛知県小牧市にRE-SQUARE BANULという「日本一お洒落なリサイクルショップ」を営んでいる。
幼少期は病気により「当たり前にあるもの」の大切さを知る。
青年になるにつれてダンスにのめり込み、TRFのバックダンサーまでに上り詰めるが、厳しい現状を知り、転職すれど2度も借金生活を経験。
怒涛の山あり谷ありの人生だが、いつだってピンチをチャンスに変えて踏ん張って成り上がってきていることが掲載されている。
わっかんさんが何よりも大切にしているのが「ご縁」ではないかと感じた。
いつだって前向きに必死に頑張っている人には誰かが見ていてくれているし、著者が何か成し遂げようとしたときに誰かが背中を押してくれているし、共に歩んでくれる人が現れている。
誰かを紹介してもらう時に断ることもなく、話を聞いて利他の心で接していることも助けてくれている人が現れる事に大きく関わっていると思う。
圧倒的な「GIVER」だ。

各章の最後に箇条書き・太字となっている言葉がすごく心にしみてくる。

全ては「偶然」のようで『必然』であり、
特に「1杯のカレーライスとサントリーニ島での出会い」は奇跡的なものである。

本にも掲載しているが、
今何かに向かって頑張っている人、
個人的には環境が変わって不安に負けそうになっている人にも是非読んでいただきたい。

簡単ですが本の感想でした。

最後に響いた言葉を抜粋

・夢を持ったらそれを誰かに語ることで道が拓ける。

・人生は有限だ。

・一分一秒を無駄にせずに人生を送ろう。


そして、まず私がやるべき事は、

何者かになる覚悟を持つことだ。

読んでいただきありがとうございました😊


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