【SDGs】目標2「飢餓をゼロに」について

こんにちは、北畑です。

今日はSDGsの目標2について話そうと思います。
みなさんは飢餓について考えたことがありますか?
日本人はもしかしたら自分には関係ない!と思う方が多いかもしれません。
開発途上国を中心に世界中の人々が飢餓に苦しまされています。
今回は飢餓についてSDGsに触れていきます。


そもそもSDGsって何?という方はこちらをご覧ください。
また目標2のターゲットもこちらをご覧ください。


目標2「飢餓をゼロに」について

こちら僕も初めて聞いた時は日本はあまり関係ないと思っていました。
目標2「飢餓をゼロに」とは、世界中の人々が食べ物に困らない状況を目指すための目標となっています。

日本で暮らす私たちは、飢餓状態になるなんて想像もできないと思いますが、世界では食べるものに困っていたり、栄養バランスが偏ったりと飢餓で苦しんでいる人が存在します。

飢餓問題の現状

世界では飢餓で命を落とす人は多く、特に体力がない赤ちゃんや子どもにとても深刻な問題となっています。
飢餓とは、十分な食べ物を食べることができず,栄養バランスが偏り,健康な状態を保つことができなくなった状態をいいますが、その状態の人々が地球上で約8億1500万人いて世界の人口のなんと9人に1人の割合と言われています。
飢餓が起こる理由としては、食料の生産量が少ないことや人口が多すぎるのはなく、食料が必要な国や地域に行き渡らないためです。

世界の食料供給事情を見てみると、
穀物では、「世界の生産量の半分近くを世界の人口の2割にも満たない先進国が消費している」という実態があります。
またその半分は,人が食べるのではなく、牛や豚などのエサとして使われているようです!!
また将来世界の人口は爆発的に増えることも考えられるのでますます消費量が急激に増えているので食料不足が問題になる可能性もあります。

飢餓をなくしうる3つポイント


①栄養改善

飢餓で困っている人達の栄養改善をすることで飢餓がなくなります。
適切な方法で必要な国や地域へ、栄養が豊富な機能食品を配分したりすることが大切になってきます。

②食料安全保障
誰もが必要な食料を手に入れられるようにすることが大事です。
食品ロスとは、本当は食べられるのに捨てられている食品のことです。
日本では、年間621万トンの食べ残しや賞味期限切れで捨てられた食べ物があります。これは世界でもトップクラスの量といわれていて、半分は家庭から出る食べ残しが占めていますが、食品ロスをへらすことで、食料が、必要としている人の手にわたると言われています。

③寄付や募金活動に参加する
募金活動に参加してみると、飢餓問題が身近に感じられるでしょう。
1人1人の日々の募金で開発途上国の食べ物に苦しんでいる人たちにも少しでも支援するできることができます。

最後に

今回飢餓について紹介しましたが、日本ではあまりピンとこないかもしれません。
ただ日本は食品ロスが世界トップクラスであることを踏まえると、飢餓問題の原因の1つを日本が作ってしまっているかもしれないでしょう。
日本の自足自給率が低いために、食料を海外に頼っている傾向があります。
私たちが食べている食料は、飢餓に悩んでいる国の食材かもしれないのです。
食べ残しをしないこと!!これは大人もそうだし、自分の子供たちにも言えるような身近なことですね。
私たちが、食べ物を大事にし、食品ロスを減らす取り組みが、積み重なって世界の飢餓をゼロにしていくことに繋がっているのです。

それではまた〜〜

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