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アイスコーヒーとフレッシュ
めちゃくちゃ暑い日が続きますね。
30〜40年前と比べてはいけないのかもしれませんが、私が子どもの頃の夏は、ここまで暑くなかった記憶があります。
夏といえば、アイスコーヒーの美味しい季節。
私はホットはブラックコーヒーが好きですが、アイスコーヒーはフレッシュを入れる方が好きです。
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もちろん、アイスもブラック派だ!という人も多いと思いますし、私もその美味しさは分かります。
さて、夏といえば、高校野球やインターハイ、合唱のNコンなど、部活動の大会が最盛期を迎える季節。
そういえば、部活動も行きたい人ばかりじゃないんじゃないかと思い、こんなことをTwitter(現X)でつぶやきました。
学校の部活動。行きたいと思って行く人と、行かないといけないから行く人の二通りあると思います。行きたい気持ちと行きたくない気持ちが入り混じりつつ、とにかく「行くものだ」と私は当時感じていました。個人差がある話だと思いますが、大人が仕事に行きたくない時の心境と根っこが同じ気がします。
— カツオ@ビジネス現場の火消し技師 (@katsuo_irie) August 11, 2023
部活動に「行きたいと思って行く」人と、「行かないといけないから行く」人の二通りあると思います。
私は、中学は水泳部、高校は合唱部に入り、それぞれ夏は大会に向けて休みなく部活動には打ち込みました。
打ち込んだ、と言ってしまうのは簡単ですが、中高の約6年間は、部活に行きたい気持ちと行きたくない気持ちが入り混じっていたのは事実です。
水泳部は、泳ぐこと自体は嫌いでは無いけれど、選手としてチームに貢献できる泳力の無い部員でしたので、複雑でした。
合唱部では、歌うこと自体は好きだけど、課題曲が好きになれなかったり、人間関係に悩んだりと、100%打ち込むという感じではなかったように思います。
「行きたくないなぁ」と思う日も、その湧き上がるネガティブな気持ちを「参加するのに意義がある」などとクーベルタン的な責任感で押し込めたりしながら、とにかく「行くものだ」と自分にハッパをかけて参加していました。
部活を休むと、体調が悪いなどのそれなりの理由であっても、先輩や同期からアレコレ言われて、非常に面倒だったというのも、休まなかった理由としては大きかったですね。
社会人になり、「仕事に行きたくないなぁ」と感じたとき、当時の心境がまざまざとよみがえり、根っこは同じなんじゃないかな、という気がしています。
もちろん、著しく個人差がある話だと思いますので、私の抱えていた心境や境遇は一つの事例に過ぎません。
とにかく楽しかった部活動の思い出を持つ人や、プロ野球選手のように、部活動のおかげで将来の道がひらけた人も数多くおられると思います。
一方で、いざこざがあって辞めた人、部活動をしたくても出来ない人、部活動自体をしないなど、本当にさまざまなパターンがありえます。
さらに、保護者の立場として、部活動で休みが無い場合、「部活動だから」という理由で家族で出かける機会を諦めることも多く見られます。
成長の1ページとして受け止めていますが、一抹の寂しさを感じることも事実です。
部活動も職業も、基本的に選択は自由で、取り組み方も人によって様々です。いろいろな制約をやりくりしながら、つまるところは、自分の好きなように工夫して、楽しむのが一番良いと思います。
部活動にも卒業があり、仕事にも退職があります。いろんな事情を飲み込んで、その終わりを迎えたとき、アイスコーヒーの最後の一口のように、爽やかで少し渋みのある後味を愉しめるような、そんなエンディングを迎えられたらと思っています。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。