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「後悔」という負債を、「経験」という資産に - 週刊カツオ #6
過去の出来事をふいに思い出したとき、恥ずかしくなります。
穴があったら入りたくなります。
昔、失敗したのが今も響いてるなー
今日、あんなこと言わなきゃ良かったなー
などと、私はよくクヨクヨします。
最近、クヨクヨしていたときに松本淳さんの次のツイートに出会い、過去を考えて悶々とするより、その時間を未来を思うことに使おう、と思うようになったのでした。(松本さん、ありがとうございます)
人はどうしても、過去ばかりを悔やんでしまう。しかし、過去はいくら考えても変わらない。未来を思うことこそが、健全な成長につながる。
人に対し、過去を責めることは簡単。具体的で見えやすいから。でも、相手の成長を思うのであれば、一緒に未来を考えるべき。そしてそれは、自分に対しても同じだ。人はどうしても、過去ばかりを悔やんでしまう。しかし、過去はいくら考えても変わらない。未来を思うことこそが、健全な成長につながる。
— 松本淳|アースメディア代表|メンター (@Jn_Matsumoto) February 5, 2021
松本さんがおっしゃるように、過去は変えたくても変えようがない。そこで、過去の失敗から得られた教訓、あるいは過去に影響を受けた言葉などを振り返り、過去を悔やむのではなく、過去を活かして未来に思いを馳せることにしようと思ったのです。
振り返ると、私は過去に出会った方から多くの影響を受けています。
前職の時にお世話になった上司もその一人でした。
私がまだ新人だったころ、ありがたいことに目をかけていただき、様々な仕事に同行させてもらうことができました。その中で、仕事に向かう姿勢や、自己研鑽の大切さなどについて、色々とお話ししてくださいました。その言葉は、20年以上経過した今も色あせることなく、私の信条の一つになっています。
先月、ちょうど大寒の最中、かなり忙しくてしんどいな、と思うことが多かったのですが、当時の上司の言葉を思い出し、たびたび気合を入れ直して何とか乗り越えました。その言葉のうちの1つが「笑顔の裏に」でした。
笑顔の裏に
— カツオ@ビジネス現場の火消し技師 (@katsuo_irie) January 31, 2021
「社会人は、ほぼ全員が家庭や仕事で何かしらトラブルを抱えている。みんな顔には出さないが、心で泣いてる人もいる。10年後、キミも実感するだろう。どう考えるか、どう振る舞うかで人生が変わる。自分の人生は、自分次第なんだ」
という、前職の上司の教えを、苦しくなると思い出します。
この言葉を聞いた当時20代の私には、あまり実感が湧かなかったのですが、40代半ばになった今、心の底から実感しています。元上司の言うとおり、わかる日が来たんだな、と思いました。このツイートを読んでくださった皆さんからも、多くの反響をいただきました。
松本さんのおっしゃる「未来を思う」ことと、元上司の言葉にある「どう考えるか、どう振る舞うかで人生が変わる」という考え方には共通点があり、「今、自分が感じていることに対して、自分がどう反応するか」という選択権は自分にしかない、ということなのだと思います。
過去に対して、どう考えるかは自由。
「後悔」という負債を、「経験」という資産に。
変換するのは自分次第だと感じる立春の候でした。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。