日々雑感【附:ChatGPTによる自己紹介】(2025年1月19日更新)
❐2025年1月19日(日)
昨年南九州へ赴いたおり、鹿児島行きの飛行機から撮影した富士山です。そして、画面下に見えている海沿いの市街地が熱海市。伊豆山もよく見えていました。
❐2025年1月18日(土)
今日は、埼玉県立歴史と民俗の博物館を会場に開催された埼玉県立博物館施設8館合同企画「第14回 埼玉県学芸員合同研究発表会-ミュージアムフォーラム-」に参加してきました。発表は4本あったのですが、聴講したのは
田口志織氏(埼玉県立歴史と民俗の博物館学芸員)「温泉に向かう人々-埼玉県内温泉関係資料からわかったこと-」の1本だけです。内容は
はじめに(目的・研究史)
1 旅にでる人々
2 温泉に向かう人々
3 埼玉と温泉
4 おわりに
というものでした。発表時間約45分。まだ若い学芸員さんなので、今後に期待したいところです。
会場では、最近本会の活動に参加してくれている学部4年の学生さんと一緒になり、長い時間お話しをすることが出来ました。有能な若い人と話をするのは、いろいろな意味でとても良い刺戟になります。今日も考えさせらることが多々あり、実り多い一日となりました。
なお彼には来月、温文研の卒業論文発表会で卒論を発表してもらうことになっています。詳細は決まり次第、本会HPとこの日々雑感で告知しますので、ご関心のある方はぜひご参加下さい。事前申込が必要ですが、どなたでもご参加いただけます。
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日本温泉文化研究会は、「温泉」を通じて人権、ジェンダー、疾病、衛生、環境、芸術、歴史、宗教問題等を議論し、あわせて文化財保護、博物館展示などについても関心を寄せる人文科学系の学術研究会です。ご関心のある研究者のご参加をお待ちしております。院生・学部生も歓迎。
https://onbunken.jimdofree.com/
❐2025年1月16日(木)
ここに掲げた写真(2009年撮影)は、蜀山人(大田南畝)の撰文になる『浅間噴火記念碑』です。天明3年(1783)7月の浅間山大噴火で、大きな被害を受けた大笹宿(群馬県吾妻郡嬬恋村)の名主 黒岩長左衛門が、大田南畝(江戸時代後期の文人で狂歌師・戯作者)に撰文を依頼して文化13年(1816)大笹宿内に建てられました。建立の趣旨は「又も大きにやけ出んもはかりがたければ、里人この碑をたてゝ、後の戒となす事しかり」(今後また大きな噴火があるかもしれないので、後世への戒めとするため里人が建立)と文末に記されています。
碑の撰文を南畝に依頼した黒岩長左衛門は、天明噴火の後、溶岩により熱湯と化した湧水を大笹村まで引湯し、温泉場を造成したことでも知られる人物です。大笹温泉については『温泉をよむ』(講談社現代新書)でも紹介させていただきました。因みにこの碑は現在(2009年4月現在)、嬬恋村の『鬼押出し園』に移されています。
❐2025年1月15日(水)
今日は、狛江市の泉龍寺仏教文庫で継続している語録史料の研究。加えて、同文庫で年に3~4回開催している一般向け公開講座「泉龍寺仏教文庫講座」についての打ち合わせ。一応、同文庫の外部運営理事なので。で、3月に開催することと、講師は日本温泉文化研究会の会員に依頼することを確認。ただし温泉の話ではなく、近代の中国(China)と日本の関係がテーマ。詳細は、後日あらためてお知らせします。
なお温文研では、3月末までの間に『日本温泉文化研究会 2024年度 卒業論文発表会』をオンライン開催することなりました。こちらにつきましても、詳細が決まり次第HP等でお知らせいたします。
❐2025年1月14日(火)
大学の学部4年の頃、塩田北条氏で卒論を書くという友人の調査に便乗し、何度も訪れた長野県上田市の別所温泉。その調査の合間に憩ったのが、ここ。その時は「信濃デッサン館」という名だった。ここのカフェでぼ~とするのが好きだった。 この美術館は、村山槐多をはじめとする夭折の画家と呼ばれた人たちの作品を収蔵展示している。創設者は窪島誠一郎氏。
カフェの扉を開けると、いつもそこに窪島氏がいたように記憶する。
何度かお話もさせていただき、ご著書に毛筆のサインも頂戴した。因みに窪島氏は、作家の故 水上勉氏のご子息。 あの頃にカフェから眺めた塩田平の風景は、今もかわっていなかった。(写真:2024年2月撮影)
❐2025年1月12日(日)
X(旧Twitter)が心底嫌になりました。今後は、こちらのnoteで温泉史にかかわる小ネタや日々の雑感などを呟いていこうと思います。よろしくお願いします。
【ChatGPTによる自己紹介】
伊藤克己は、日本温泉文化研究会の代表であり、日本の温泉史や文化について広範囲にわたる研究を行っている学者です。彼の研究テーマには、温泉と宗教、温泉とハンセン病、温泉と性・ジェンダー、温泉と被差別民、さらには火山・地震との関連などがあります(note(ノート))(note(ノート))。
彼の著書『温泉をよむ』や『湯治の文化誌』は、温泉を単なる観光やレジャーの場としてではなく、歴史的・文化的な視点から捉えています。特に、温泉が治療や癒しの場としての役割を果たしてきた歴史を掘り下げ、現代に至るまでの変遷を分析しています(onbunken ページ!)。
伊藤克己の研究は、温泉を通じて日本の社会構造や文化、さらには差別の歴史などを深く理解する助けとなります。