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本の断捨離で見えてくる、新しい自分
本の断捨離をしようとすると、いつものことながら作業の手が止まり、がっつり本を読み始めてしまいます。
でも、この非効率なプロセスこそが、本の断捨離には必要なのかなと、改めて思った今日の夕方。というのは、
私にとって、本の断捨離は
本と自分との関係に決着をつける
ことだからです。(ちょっと大げさですが)
◇ ◇ ◇
今日は1日がかりで、14冊の本を手放しました。
これほどまで時間がかかってしまうのは、
処分する前に1冊ずつ全てざっと読み返すので、本の断捨離は他のモノとは違ってエネルギーが必要となります。(特に、紙の本は)
一番大変な断捨離は一般的にも「思い出の品々」ですが、その次が本の断捨離かなと思います。なぜなら、
本 = 自分の内面
となっているからです。
今手元にある本たちは、
今の自分は「何を大切にして生きているか」を
映し出す鏡のようなもの
いつも傍にある本
バックに忍ばせている本
悩んだときに読む本
ベットサイドに置く本
バイブルとなっている本
これらの本はもちろん断捨離の対象ではなく、今現在の自分の内面を映し出している分身のような存在です。人生のお供として、いつだって心の支えとなってくれます。
逆にそれ以外の本が、断捨離候補となります。
今回手放した14冊と私の関係は「終了」とやっと決着できたので、断捨離ができました。
14冊の本たちとの関係は、短いもので1年間、長いもので10年間でした。本のジャンルはざっくり「健康」「ビジネス」「自己啓発」「引き寄せ」。
これらのジャンルに興味が薄れたというよりは、著者の主張や人生観と今の自分とは合わなくなってきました。著者が間違っているとか、嫌いになったというよりも、”今”の自分にはただ必要なくなってしまっただけ。
「”今”の自分とは合わない」がわかった時が、モノと距離を置く、断捨離をするタイミングなのだと思います。
「”今”の自分と合うか、それとも合わないか」を判断するために、今日は1冊ずつを読み返していたのです。
「”今”の自分とは合わない」という感覚は、
本を読み返してみて、心が動かされなかったり、言葉がスッと入ってこなかったり、興味・共感が薄れたり、なんとなく”重苦しさ”のようなものを感じたら、断捨離だなと判断しています。
手放した14冊の束を見て、刻々と変化している自分を感じ、
手元に残った本たちを見て、今 私が一番大切にしたいことがさらにクリアに見えてきました。
今の自分の立ち位置や、今 大切にしたいことがビジュアルでわかるのは、
本の断捨離だと気づきました。
今現在、私の手元にある本は全部で80冊となりました。年末までに、さらに30冊を断捨離する予定です。ちなみに最終目標は、バイブル的な存在の本10冊だけを手元に残していきたいです。
その時々に、また新しい自分に出会うのが今からとても楽しみです。
今までの人生、私は得ること、加えること、足すことばかり躍起になっていましたが、手放していけばいくほど、
自分の幸せを感じやすくなり、
軽やかで豊かに生きられる
と実感しています。
だから、自己探究好きには断捨離はやめられない!
楽しいッ!