”一つだけ” に絞ると、自由になれる
私は季節の花を小さく飾るのが好きです。
ちょっとリッチな気分を味わえるから。
一輪挿しがとくに好き💛
理由はお手軽さと、
一つだけを選んで飾ることが
今の自分には合っているからです。
今日はガーベラを生けてみました。
(といっても、ただ花瓶に挿すだけです)
ちょっと物足りないくらいが、ちょうどいい。
◇ ◇ ◇
毎年、年末になると年末年始のお休み中にやること(やるべきこと)をあれこれと計画したものでした。
でも、休み明けの前夜には、決まってめちゃくちゃブルーになっているのです。複数計画したうちの一つしかできていない自分を責めている私。だから、言ったこっちゃないよと。
なんですかね、こうやって懲りずに毎年同じ失敗を繰り返すのは。
だったら、最初からやりたいこと(やるべきこと)を一つだけに絞っていれば、ブルーにならずに済んだのに(笑)。
自分の力量の見積もりがいつも甘い
会社だったら、スケジュールや予実管理が甘いと怒られますよね。よく注意されたっけなー。
前職では、”自分はできないヤツ” レッテルを貼れることに怯えるあまり、いつも自分に下駄を履かせてました。足元ふらふら状態で、結局自分を苦しめるハメに・・・。
◇ ◇ ◇
読書するときも、このクセが抜け切れなくて、
大事な箇所を蛍光ペンでアンダーラインを大量に引いて、後から見返してみると大事なことはなに一つ覚えていないし、なに一つ実践してない・・・。
セミナーや研修に参加しても、
あれもこれも大事と思いながらノートを取るけど、結局全てが大事になってしまって、なに一つ実践していない・・・。
高額な本、高額なセミナーになればなるほど、
元取ってやる~!と変な欲が出てしまい、
アレもコレもで、なに一つものにできない
という、悲しいオチがいつもありました。
これを、最近になって少しずつ認めることができたので、
読書するときは、
一冊の本につき、まずはピンと来た一つだけを取り入れることを意識しています。それからは、読書するときの変なプレッシャーがなくなりました。
もし一つのことができるようになったら、そのときにまた一つ追加すればいいのですからね。最初から、欲張らなくていい。
でも現代社会は「効率」「生産性」とか言っちゃって、一気にたくさんのことを同時並行で取り組むことをよしとする面もあるけど、それって人を選ぶと思うんですよね。
私の人生では、その時々で必要な「一つだけ」をコツコツと積み上げいく方が、確実に身につく。
でも、それを他人の目や焦りがいつも邪魔をしていた。
一つだけだから、
ムリせずにエネルギーを注げる
「一つだけ」って、可能性を狭めるのではなく、
可能性を広げる起点なんですよね。
先走る気持ちを抑えて、
まずは一つだけをちゃんとやる。
例えるなら、
お風呂入った後に、ごはん食べるみたいな。
お風呂入りながら、ごはん食べるんじゃなくて。
ん? ちょっと違うかな?(笑)
一つやったら、今までとは違った景色の中に自分がいる。そこからまた新しい一つをやっていく。
次第に視界が高くなって、可能性も広がっていきそうです。
今年の年末年始は、やることは一つだけに絞って、ぼちぼちやっていこうと思います。
ただ、この一つだけに絞ることが、難しかったりする。
でも今日の一輪挿しは、ちゃんと
ガーベラの花一本に絞れた。
好きな花一輪を選ぶように、
今の自分に一番必要な一つを見抜いて、
実践していきます ♪