苦悩のほとんどが、ただの個人の感想だった。
先日、ある通信キャリアの店舗に足を運んだときのこと。
料金プランのシュミレーションをしてもらい、自分にあった最適なプランを検討したくて、事前に予約をし説明を聞きに行きました。
ある男性スタッフが対応してくれたんですが、説明がよくわかりませんでした。
理由は、タブレットやパンフレットを見ながら説明してくれるとばかり思っていたんですが、彼が手にしていたのはA4の紙と黒のボールペンのみで、小さい字で私の質問に対する回答を殴り書きする感じ(笑)。
クリアボード越しなので、彼の声も聞こえにくい。しかも、そのA4の紙は向かい側に座る彼に向けられていて、私からみたら真反対!
説明が聞こえないし、見えないし
よーわからん!
(本人にはズバリな感じでは言ってません)
提案というよりも、私の質問にただ答えるというのが彼にとっての説明でした。これでわかるお客さんっているのかなーと不思議に思いました。
過剰な営業をしてこないのはいいけれど、だからといって売る気がないように感じてしまい、
「このスタッフさん、嫌いだわ~」
と、正直に感じました。
さらにこの後も、モヤモヤ思考が芋ずる式に出てきます。
と、このように私の妄想ストーリーは展開していきます。
自分の中で自然に湧き起こった「嫌い!」でとどめて置けばいいものを、その後も事実ではない私の勝手な妄想ストーリーが暴走します。
「嫌い」っていう感情は、ムリに押さえつけたり無かったことにしなくてもいい。
なぜなら、自然な反応だから。
「嫌い」は、動物や人間にとって危険を察知してそれを回避するための大切な感情。
問題は、その後「嫌い!」の感情に引きずられて、「嫌い!」にあれこれと思考をくっつけて妄想ストーリーを繰り広げることが、自分をもっと苦しめていることなのです。
そして、冷静になって改めて気づくのです。
自分が「嫌い!」と思ったことだけが事実で、
それ以外は妄想ストーリーであくまでも個人の感想です。← ひろゆき風。
「嫌い」からくる苦しみは、事実ではなくウソだった。
ついいつものクセで自分を「悲劇のヒロイン」にして、他人や環境を「加害者」にしていました。
そんなことをつらつらと考えていたら、店舗の責任者の方に担当が変り、もう一度詳しく説明を聞くことができ、契約に至りました。
「このキャリアと店舗は私にとって相性が悪いのかな?」と、私の勝手な妄想ストーリーを作り上げてモヤモヤしていましたが、
違っていました!
現在、快適にスマホを使っています💛
もうこれ以上、妄想ストーリーを作ることにエネルギーも使うことをやめたい。ただこれは、長年のクセなのでゆっくり焦らずに直していきたい。
「嫌い!」 それ以上はストップ!
もうこれ以上、自分を落ち込ませる個人の感想はもう要らない。
これ、しばらく私の標語にします ♪