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売上が10%以上落ちても、雇用調整助成金がもらえない!?【実体験】

これは、実体験です。

当社は2つの事業を行っています。

ひとつは、とんかつやからあげを扱う『日常食のデリバリー事業』

もうひとつは、イベントや製薬会社向けの『高級仕出し弁当事業』です。

後者の『高級仕出し弁当事業』は新型コロナウイルスの影響で、昨対比78%で22%ほど落ちました。4月はもっと厳しい状況です。

4月9日現在、さらに売上は激減し、ほとんどのパートさんを休業させ、雇用調整助成金を活用しようと思いました。

4月に休業させて、雇用調整助成金を受けるには、3月の売上が昨年と比べて、10%以上低下している必要があるようです。

3月の売上の内訳はこちら。

3月の会社全体の売上は、昨対比91%でした。
『日常食デリバリー事業』 昨対比96%
『高級仕出し弁当事業』 昨対比78%

高級仕出し弁当事業は、売上が昨年に比べ10%以上落ちています。

しかし、売上が10%低下してる条件は、あくまで、会社全体の売上で比較するとのことでした。当社は会社全体で91%でした。

結果的に、あと1%くらい低下していれば、助成金は受ける事ができましたが、今回は対象外とのことでした。

しかし、『高級仕出し弁当事業』の売上が激減していることには変わりありません。

パートさんを休業させる場合は、休業手当を全額会社負担で給与の60%を支払って休業させなければなりません。

これは困ったものです。

そういうわけで、1事業が新型コロナウイルスの影響を受けて、売上が激減しても、会社全体が要件に該当しなければ、助成金がもらえないというお話でした。

参考になればと思い、シェアします。





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照屋秀人/現役経営者 中食ベンチャー企業 フードデリバリー専門
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