【エッセイ】実況「肉汁うどん」
埼玉県郷土料理「肉汁うどん」を食べました。
おっと、そもそも~
ご存じのない方からすると・・・
「肉汁うどん」のネーミングを聞くと、
インパクト大な
“肉汁(にくじる)”
というパワーワードがつき、
“うどん”
はサブ的なようにも感じるのでは?
「えっ、肉の汁って?」
「大阪名物の肉吸いと同じなうどん?」
「肉メインなもの?」
「肉が入っていないうどんなのか?」
等々
「?」がつきそうです。
「肉汁うどん」とは、
いったいどのようなうどんなのか
簡単に文章で表現すると
こんな感じです。
武蔵うどんと呼ばれる
“太くて、コシのあるうどん”を、
豚バラ肉と約3cm幅の長ネギを具材とした
しょうゆとみりんベースの熱いだしの汁に
つけて食べるうどん。
うどんは冷たくしたもので多い。
好みで、
茹でたての熱い“熱盛”でも注文可。
お気づきでしょうか?そうです。
つけて食べるんです。
ラーメンのつけ麺のようにして。
なので、
けっして“うどん”はサブ的なそえものでは
ダメなんです。
サッカー実況中継風で例えると・・・
“肉汁”と“うどん”は、
強力なツートップのストライカーなんです。
おっと、
ボランチ(店内厨房のおやっさん)からの
縦パス(出来立て)を、
最初に片方のストライカー(うどん)が、
相手のディフェンダーの
プレス(コシとねばり)を
うまく取り込んで(麺の食感に取り込んで)
こんどはダイレクトパス、
もう片方のストライカー(肉汁)が、
ゴール前(私の口前)で受け取り、
その後ドリブル(肉汁にうどんつける)で
シュート(つけたうどんをはしで口に)する!
ゴ~ル~!!
(コシのあるうどんに肉とだしが絡んで最高~!!)
川平慈英さん風で例えると・・・
お味は?
そう~なんです。
絶対に勝つ(旨い)んです。
(うどんが!)負けられないです。
がんばれニッポン(2本)!
(うどんだけに2本じゃ、がんばれないですが。)
by カツなう