大学を休学して飲食店を運営をしている22歳がお客様を2種類に分類します
僕は現在、大学4年生を休学して川崎にある屋上グランピング場と日本橋にある室内鉄板焼きのお店の2店舗の店長をしております。
嬉しいことに、僕のお店はコロナに負けることなく現在も頑張って営業しております。
僕のお店を運営していくにあたって、ご来店されるお客様には大きく2種類に分けることができます。
そのお客様の種類とはサービスを受けることに慣れているかどうかです。
僕のお店を例にお話をすると、BBQをしにきたお客様の中は
『お金を払っているんだから良いじゃん』という心構えのお客様がいます。
そういうタイプの人はお店はサービスを提供してくれる人に対してリスペクトをしません。
ちょっとお店に迷惑をかける行為をしても
『まぁ俺たちお金を払っているんだし』という感じで自分達は何をしても許される神様みたいな振る舞いをします。
別に、お店が悪いことをしたらそのような対応されても仕方ありません。
でも、明らかにお客様の方が迷惑かけているのに『俺たちはお金払っているから良いだろ』というスタンスを取られると困ってしまいます。
流石に、お客様とはいえどお店側も不愉快に思うこともあります。
しかし、そのようなお客様とは対照的にお店に対してすごいリスペクトしてくれるお客様もいます。
僕のお店はお客様自身で片付けをしてもらったりする業態をとっているのですが、前途したリスペクトのないお客様だと最悪何も片付けをしなくて帰っていくお客様もいます。
それに対してお店にリスペクトしてくれるお客様は退出時間に間に合うようにきちんと片付けをしてくれるし、店員さんの目を見て本当に笑顔で感謝の言葉を言って頂けます。
このお客様の質というか、対応の違いはなんのか疑問に思っていました。
その僕なりの答えがサービスを受けることに慣れているかどうかだと気づいたのです。
どういうことか、大体の確率でお店にリスペクトしてくれるお客様の職業は経営者であることが多いです。
経営者とはサービスを創る側です。
何をしたらお客様の生活がより良くなるか、何をしたらお客様が喜ぶかなど常に他人の求めていることを考えています。
だからこそ、お店側がされたらどういう思いをするかということを考えているから、お店に対して失礼な対応が少ないのです。
それに対して、サラリーマンは自分本意で物事を考えます。
なぜならサラリーマンはお金をもらうことに慣れてしまっているからです。
経営者は仕事を作らないと社員を雇えないし、自分にも給与が入りません。
それに対してサラリーマンは自分の仕事に対して結果が出なくても給与をもらうことができます。
自分の仕事がなんのために存在して、この仕事が誰を幸せにするのか考えなくても言い方を悪く言えば生活していくことができるのです。
このように日々の生活の中で他人のことについて考えられていない為
『お金払っているから良いじゃん』と物事の判断基準が自分本位になってしまいます。
以前、良いサービスを受けるためにはという記事を書きました。(意外とたくさんの方に反応していただきました。)
こうしたお店のスタッフに対する対応は無意識です。
誰しも意図的にお店に対して悪い態度をしたいという人はいません。
それでも、普段どれだけ他人のことについて考えられているかで行動が変化してしまうのです。
『この発言をしたら相手はどういう反応するか』
『どうしたら喜んでいるか』
を皆さんはお店に行った時に考えていますか?
別に『お金払ってるから良いじゃん』という考え方も間違いはありません。
お金を払っているんだからサービスの提供者に意見をいう権利はもちろんあります。
ただ、飲食店を運営しているサービスの提供者的には印象に残っているのはいつも経営者のお客様です。
経営者のお客様には純粋に心からまた来て欲しいと思わされます。
お金を支払いに来ているのに、お店側まで喜ばせるその姿勢にいつも流石だなと感服します。
皆さんはお店に対してどのような対応をしていますか?
サポートはいらないです!!多分、僕より良い記事を書いたり、挑戦している人は他にもいっぱいいるので!