トイレ掃除で分かる時給の話
どうも2020年7月18日より100日間noteを書き続けると決めた店長こと石川勝巳です。昨日が1日目で無事投稿を終えたのですが思ったより反響が多くて驚きました。期待を裏切らないように2日目も頑張ります。
前回の投稿はこちら
さて、今回のテーマは『時給』に関する話。前回の記事でも書かせていただきましたが僕のお店は学生だけで運営しております。店長も学生なので皆意見が言いやすいらしくピーチク、パーチク鶏のように皆僕に対して意見を言ってきます。(うるせー!!)1年以上働いている子も多く(皆僕より歴が長いベテランアルバイトです)、よく『時給あげてください』、『どうして入ったばかりの子と時給が一緒なんですか』と言われる機会が増えてきたので、時給の話をしようかと思います。
『時給』というものはアルバイトしたことある人は知っている通り、働いた時間に対していくら払いますよというもの。時給が¥1100だったら1時間働いて¥1100もらえるよっていうこと。これはお金を払う側(会社)の立場から考えると君の1時間は払う側(会社)にとって¥1100分の価値に値する、ありがとう!ってものなんだよね。これは具体的にどういうことか、僕の会社を例に考えてみよう。
上のリンクは僕が働かせていただいている株式会社ファイアープレイスのHPです。どこの会社にも経営方針(ビジョン)は存在していて、僕の会社にももちろんあります。
ビジョンを繋ぐ場とコミュニティの想像を通じて社会をよりよくする
上に書いたのが僕の会社のビジョンです。人との繋がりを大切にしている会社で僕の会社はそこに価値が生じている。その価値を体現するためには段階があるんだけどそれが下の写真↓
この図は働く側は上から下に見て、お客様側は下から上に見る
僕の会社は人との繋がりに価値が発生すると言いました。それが上の三角形の一番上のコネクション(繋がり)。もう会社の存在意義でもあるのでお値段が最上級。(時給は例えばの話)でも一概にコネクションって言っていてもその状態にするには『会話』が発生しないといけない。それがコミュニケーションで人が繋がる為には必要不可欠なアクション。だから2番目にお値段が高い。そして最後のオペレーションが一番簡単で一番奥が深い。コネクションもコミュニケーションもこのオペレーションが欠けると成り立たない。
オペーションとは普段アルバイトの子がマニュアルとして教えられるトイレ掃除とかお客様対応。教えれば誰でもできることだから一番お金が安いんだけど、僕はこのオペレーションが一番大切だと思っている。だってお店が汚かったら会話しようと思わないし、ここで手を抜くようなお店なんだって思われてしまいなんも悪いことしていないのに悪口を言われている気分。そうなると繋がるどころではない。
良く分かる例はトイレ掃除で皆、優秀なので教えれば次の出勤からできるんだけどペーパーの三角折りの形が芸術かと思うぐらい人によって違うんだよね。
三角折りなんだけどお前の顔長すぎない?みたいな形もあるしどれも個性的で面白い。教えられた通りできる人とそれに加えてこうしたらお客様が喜ぶかまで考えられている人ではOPの仕方が異なるんだよね。マクドナルドのように素早い提供を売りにしている会社なら『はい、トイレ掃除しました!』で終わって良いんだけど、(違っていたらごめんなさい)僕のお店はそのオペレーションがどう会話を発生するか、繋がりに持っていけるかまでを考えないといけないんだよね。スタバやディズニーやすき家など同じ似たような仕事内容があったとしてもそれは会社によって価値(時給)が異なるってことを覚えておいて欲しい。それが時給の正体。もし、自分は仕事ができるのに給料が上がらないという人は一度働いている会社のビジョンを調べてみるといいかもしれない。
まぁ、僕が言いたかったことは、うちの店は雨水をディズニーのように絵を書いてもそこに目的、意味があるなら全然怒りません。むしろ大歓迎です。そうやって普段やっていること1つ1つ目的を持って行動できるようになると大変助かりますし、お店の雰囲気もどんどん良くなっていくのになぁと思ったばかりです。
今日はこうやって一緒に働いてくれている人向けに書いて時給はこうやって考えているんだよーって伝われば良し。2日目も無事終了!!残り98日!
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