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【共依存家族】「決められない人」と「替わりに決めてあげる人」

11月の三連休、いかがお過ごしでしたか?

一昨日は連休の最終日。

・私はゆっくりお昼頃に起床。
・夫は早く起きて、洗濯→美容院→ショッピング。
・息子は朝、少し家事のお手伝いをした後、ベッドでノンビリだらだら。

我が家はいつも、皆がそれぞれマイペースに好き勝手に過ごします。(血液型占いを信じている訳では無いのですが全員B型です。群れません。笑)

私が土日にパートをしているので、平日の夕食時と祝日だけ家族3人が揃います。息子は中学生1年生ですが、その時だけは出来るだけ一緒に過ごすようにしています。(高校生くらいになったら、それも無くなるのかしら?と想像したら、ちょっとさみしい。)

一昨日はショッピングに外出していた夫と待ち合わせして、3人がお気に入りのカフェで遅めのランチ兼夕飯を食べ、夜はアマゾンプライムで自宅映画鑑賞。

映画を観るために、わざわざ夕飯を早目に済ませたので、映画を観る前にスイーツを食べるというナイスプランでした♪

各自の好き勝手なチョイスが面白くて
思わず写真を撮ってしまいました(笑)
統一感一切無し!!
私はユーハイムのショートケーキ🩷
めっちゃ美味しかった〜。


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食べるものは各自バラバラ(笑)


以前は「皆一緒のものを食べる」「いつも一緒に過ごす」をやってましたが、実は私たちは好みがバラバラだし、1人時間が大切でべったりし過ぎるのは苦手。

だから以前、私と夫が「家族だから仲良く一緒に過ごさなきゃ」の幻想に囚われていた時期は、どこかで誰かが無理して合わせていた事で、かえって家庭内でトラブルがよく起きていました。

実は嫌々合わせているだけ、家族だから無理して合わせてる人がいると解ってからは・・・

■思いやりは必要だけど無理に家族に合わせない。(出来ない事は出来ないと申し出る。)
■各自が自分のやりたいことは決めて、やるなら最後まで自分でやりきる。(助けを欲しくて頼むのはOK)
■どうしたいのか意思表示する。(本当は嫌だったとか後出し文句は禁止!)
■何故そうしたいのか理由を言う。(相手にとっては理由が解らないと誤解を招く事があるから。)
■「面倒くさい」「別に」と言いつつやるのは禁句。面倒くさい、別に、なら・・・やるな!

を基本にしています。


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我が家の優しい
優柔不断で意思表示がハッキリしないメンズ(夫・息子)は、面倒くさいのか、どうでも良いのか、自分が決めずに、家族のお出かけプランや夕飯のメニュー決めを私に託する癖がありました。

「なんでもいいよ〜。」
「別にいいよ。」
「ミウちゃんの好きにして。」
「ミウちゃんが決めて。」

が口癖。
まぁ、モラハラよりはマシかもしれませんが、ある意味、面倒事を放棄して全て私に押し付けている感覚にさせられるので、私はいつもイライラしていました。

元々こだわりが強い私は「これが好き!」「これが食べたい!」「あそこに行きたい!」「これはやりたくない!」が明確です。

だから、こだわりがあまりないメンズは、結局お母さんである私に合わせてしまっていました。私も確かに忖度せずに自分のやりたい事ばかり提案するという悪い部分はあったのですが、私が提案しないと一生決まらないくらい、何も決まらないので仕方なかったのです。

心理セラピストになる為の勉強をしていて気付いたのですが、夫や息子のそれらの言動は決して優しさではなく、ある意味責任回避な訳です。

我が家のメンズに限らず、決められない人の特徴として以下のような特徴があります。

【決められない人の特徴】

・強い自己否定を持っている。
・失敗したくない。間違いたくない。(失敗したり間違うと恥ずかしい、嫌われる恐怖がある。)
・優柔不断。
・尤もらしい理由をつけて責任から逃れる。
・自分で決められず他人を頼る。
・他人の意見に振り回される。
・新しいチャレンジが出来ない。
・失敗を認めたくないから謝れない。
・自分で決めようとするとイライラする。
・カリスマ的存在に追従したり妄信する。
・自分は間違いをおかすと思い込んでいる。
・うまくいかないと被害者ポジションになり、自分以外の誰かや何かのせいにする。

夫と息子に、何故決められないのか気になって、質問した事があります。

夫の場合は、何が皆にとって良いのか解らず(当たり前なんです。皆が違うから。そもそも無理な事をどうにかしようと頑張るからおかしな事になるのに。)考えられなくなってフリーズしてたみたいです。「良い人でいたい」「嫌われたくない」という気持ちが強いみたいです。

息子の場合は、自分が提案したプランを断られるのが嫌なんだそうです。「それは嫌だな。」という私の意見を批判や批難と捉えるみたいです。

だから、夫も息子も最初から意見を言わず、提案をせず、私に任せている方が楽だったみたいです。

でも、息子は後になって「いつもお母さんばかり決めてズルい」的な不平不満を言うので、私としては釈然としませんでした。

旅行先やプランを全て私が決めて計画した時に、台風で中止になった事がありました。楽しみにしていた旅行に行けなくてショックだったのは理解しますが、怒った息子に「お母さんが決めたから、行けない場所を選んだお母さんが悪い!台風が来たのもお母さんのせいだ!」と言われた時には、不条理&理不尽過ぎて息子が大嫌いになりました(笑)そして、それを注意しない夫にも殺意が湧きました(笑)

自分で決められない癖に私を暴君扱いする息子&かばってもくれない夫。

ふざけるな。


だったら自分で決めろや!とブチギレ
話し合いをしてからは、本人がちゃんと本人の希望の為に行動してもらっています。

実際の行動でも、2人が決められない時は替わりに色々考えてあげるのは辞めて、ひたすら放っておく事にしました。

私は自分の好きな事を私1人でやる事にしたら、不思議と以前より夫も息子も決められるようになってきました。

心理でいうと、以前の私は2人にとって【イネーブリング】をしてしまっていた訳です。

【イネーブリング】とは?

良かれと思ってやる言動が裏目に出て、かえって相手の悪い行動を増長させてしまったり、相手を現状に留まらせるような行為のこと。

イネーブラー】(イネーブリングをする人・支え手)は意図的にそうしている訳では無いが、お世話をして貰う人と【共依存】の関係になる為、結果的に問題を悪化させ、お互いを不幸にしてしまう。

典型的な例

■アルコール依存症やギャンブル依存症のパートナーにお金を与えてしまう配偶者。
■引きこもりの成人した子の替わりにパート勤めに出る高齢の親。
■薬物依存の家族を守る為に隠蔽する家族。
■過保護で「私がやってあげないとこの子は何も出来ない」と本人が出来るにも関わらず、世話をしてしまう親。

*私の場合は決められない夫と息子の替わりに決めてあげる事で「私がいないとダメなのね!」と、本来なら2人には考えて行動する力があるのに無い事にして無力にさせ、心理的に支配していた。私自身も過剰に2人のことをお世話しているから、苦しいしイライラする状態だった。

家族であろうとも、何でも受け入れてあげるのが良い訳では無く、お互いが幸せである為には適切な距離感は絶対に必要です。

もし、それが難しいくらいに家族の関係性がこじれてしまっているなら、心理カウンセリングで一度整理して貰うのはオススメです。

一般社団法人日本リトリーブサイコセラピー協会
【悩み相談】電話カウンセリングサービス

と、言う訳で最近はおやつも各自が好きな物を買うスタイルになりました。

仲良しメンズ。
決断力育成中(笑)



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