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甘いコーヒーにご用心

私は一日に1L+αぐらいコーヒーを飲んでいる。
多いのか少ないのかわからない。
まあ、体重100kg近くあるから、問題ないと思う。

おととしまではコーラばかり飲んでいて、一日2Lとか飲んでいた。
体に悪いかなと思って、トランプ大統領のようにダイエットコークに変えた。
人工甘味料が入っているやつである。

とかく人工甘味料は悪玉に擬せられがちだ。
実際のところはどうなんだろう。
2Lでは問題ない。
私は実験的に一日3Lのダイエットコークを飲んでみることにした。

すると炭水化物が食べられなくなった。
米の飯を茶碗一杯以上食べるとクラクラする。
血糖値がコントロールできていない感じである。

これはやばいと思って、一旦コーラ摂取を中断した。
たちどころに飯が食えるようになった。
過ぎたるは及ばざるが如しというやつだ。

その後、ダイエットコーラは一日500ccと決めたので、不足を補うべくコーヒーを常飲するようになったのである。

いつも甘くないブラックのコーヒーを飲んでいたが、

「甘いカフェイン飲料は19世紀労働者の必需品です。
カフェイン摂取と糖分摂取で元気に地獄労働ができます」

という話を聞いて、令和のインフラレッドである私も微糖のコーヒーに変えた。
何事も雰囲気である。

するとおやつ摂取量が減った。
コーヒーがコーヒー兼おやつ的な役割を果たすようになったのだ。
しかもいつも飲んでいるペットボトルのコーヒーは900ccで57kcalしかない。
これはヘルシーなのではないか。

ゴキゲンで甘いコーヒーを飲んでいたら、気になる記事を見つけた。
砂糖+カフェインを接種すると、体内時計が狂って変な時間に眠くなったり夜眠れなくなる可能性があることが、マウス実験でわかったという。

具体期にいうと一日の周期が短くなるのではなく、伸びるようだ。
一日のサイクルが30時間になったマウスもいたという。

砂糖だけ、カフェインだけでは体内時計狂わないらしい。

考えてみれば、糖分入りのコーヒーを飲むようになってから、一ヶ月ばかり夜眠りづらくて難儀した覚えがある。
なんか悩みごとでもあるのかな、俺、繊細なんだなと自分を慰めていたが、コーヒーのせいだったかもしれない。

甘くないコーヒーに戻そうとしたのだけど、あの刺激的な甘味が忘れられず、ペットのコーヒーはつい微糖を購入してしまう。
私の体内時計はずっと24時間より長くなったままだ。
今は伸びた体内時計にうまく適合した惑星に移住するのが夢である。

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