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面接の極意は対話を楽しむことにある

明後日に実施される某企業向けの面接官トレーニングの資料作成が山場。
はてさて間に合うか。(間に合わせる以外の選択肢はないのだけれど)

なので、今日はとっても短めに。(最近ずっと短いけれど)

面接官に重要な役割としては、候補者の話にしっかりと耳を傾けて(傾聴して)、話を深掘りしながら、候補者の特性(長所や短所、得意不得意)などを把握していくことである。しかも、根掘り葉掘りと聞きつつも、候補者に不快感を与えずに、プレッシャーも感じさせてはいけないという難しさがある。

傾聴には様々なテクニックがある。
オウム返しだとか、頷きだとか、リフレーズだとか、技術的に相手が話しやすい状況を作る方法は他にもいくつもある。

それらのテクニックを身につけることで、面接官としてのスキルも向上していくことは間違いないのだけれど、テクニックを磨くことと同時に大切なことがある。
それは、目の前の候補者との対話を楽しむことである。自分だけではなく、相手(候補者)と一緒に楽しい対話をすることができれば、自然と話しやすい雰囲気を作ることも出来るし、どんどん質問を重ねていくことも出来る。
根底には相手への関心と敬意。この2つが欠かせない。

逆を返すと、その2つをもって真摯に対応することができれば、自ずと傾聴のスキルは上がっていく。

対話をどの方向に進めるかとか、時間内にどれだけ効率的に多くの情報を聞き出せるかという点については、これまた技術的なところと経験の双方が必要になるのだけれど、大前提として相手が心を開いてくれていればこその話である。

というわけで、明後日の研修でも「対話が大事」ということをお伝えさせてもらおうかな。いや、釈迦に説法感もあるからやめておくか。
相手が採用や人事のプロということで、何をどこまで話すかチューニングするのが難しいなぁ。



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