さようなら、ドラえもん

声優の大山のぶ代さんが亡くなったというニュース。
90歳というご年齢で、老衰ということだから、致し方が無いことなのかもしれないけれど、私の子供時代において、無くてはならない存在だったドラえもん（の中の人）が旅立ってしまったというのは、やはり寂しくもあり、哀しい。

ニュースに記載されていたが、大山さんがドラえもんの声を担当されたのは、1979年から2005年の26年間だそうで、その後は2代目として水田わさびさんが現在まで担当されている。

そうか、ドラえもんの声が変わってもう20年近くも経つのか。にもかかわらず、私の中に響くドラえもんの声は未だに大山さんの独特なダミ声である。おそらくこれから先もそうなのだろうと思う。

今年の7月にはのび太の声を担当されていた、小原乃梨子さんも亡くなっており、文字通り後を追うようにして大山さんも亡くなったというのも、2人が名コンビだったことの表れのようにも感じる。

今年は私が好きだった声優さんが次々と鬼籍に入られている。
それだけ自分も年を取ったということなのだろうけれど、寂しい。
どうぞ安らかにお眠りください。