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キャリアコンサルタントのお仕事のあれこれ。

というか、私の仕事の話。

私は3年前からフリーランスのキャリアコンサルタントとして活動をしている。

キャリアコンサルタントの業務内容は、実はわりと幅が広い。
ざっくりと挙げるだけでもこんな感じ。
・転職相談
・模擬面接
・経歴書の添削
・自己分析のお手伝い
・キャリアの棚卸
・内省のお手伝い
・壁打ち
・働き方に関するよろず相談
・働くためのモチベーション維持
・定点チェック
などなど。

2年ほど前は転職相談がわりと多かったし、現在でも一定の割合を占めている。
しかし、最近じわじわと増えてきているのが「定期的な振り返り」である。
1カ月に1度、四半期に1度、半期に1度、1年に1度など、頻度は人によってそれぞれで、まちまちではあるけれど、定期的に自分の働き方や、進捗、取り組みについて振り返りをする人が増えてきている。

振り返りをするだけなら自分でも出来るのでは?

そう思うことがあって、クライアントに直接聞いてみたことがある。
すると、こんな答えが返ってきた。

「自分でももちろん振り返りは行っている。しかし、自分のキャリアについて第三者の客観的な視点で捉え直したい」
「キャリアコンサルタントは距離感がちょうどいい。転職エージェントは、転職させようとするバイアスがかかっているように感じることがある。社内の人間だと忖度されている気もする」
「多くの人と対峙してきたような人の視点で、自分のことをフラットに評価されたい」

確かに、定期的な振り返りによって、どのようなことを達成したか、またどのようなことが身についたかなど、ご本人が気づいていないキャリアの価値について掘り下げたり拾い上げたりすることがあり、新たな気づきにつながるということがある。
また、新たな気づきを得ることによって、気持ち新たに働くことに対するモチベーションが向上するということもある。
或いは、私をチェック機能として、目標管理や進捗管理に使うクライアントもいる。

私の得意領域で言うと、1番は転職対策である。特に面接と書類選考対策は、自身が長らく採用担当を経験していたこと、また現在も多くの企業の採用業務に携わっていることから、かなり直接的で具体的なアドバイスが出来る。

次いでご好評を得ているのは、内省のお手伝いやキャリアの棚卸など、これまでの経験や思考に対する深掘りである。
これはおそらく、採用担当や人事担当としての経験からの副産物のようなもので、これまで約3,,000名くらいの方に面接や面談を通じて様々な質問と対話を行い深掘りをしてきた経験があるため、クライアント自身が気づいていないところまで掘り下げることが出来るからだろう。

あとは、私自身はそこまで自覚はないのだけれど、モチベーションの維持向上らしい。特に意識をしているわけではないのだが、私と面談をするとなぜだかモチベーションが上がったというお声を頂戴することが多い。というか割と毎回の面談でそのようなお声を頂く。意識的に「モチベーションを上げよう!」としているわけではないのだけれど、恐らくはクライアントのよいところにフォーカスしようとする意識があるからか、思わぬ良いところを発見したり、クライアントによっては褒められている・・・・・・・ような感覚になることがあるのかもしれない。


そんなわけで、キャリアコンサルタントの仕事というのはわりと多岐にわたっていて、幅が広いのだけれど、極論をいうと、自分の働くが明るく楽しいものになるように、自由に活用するのがよいのではないかと思っている。

キャリアコンサルタントとの相性はとても重要だが、相性のよいコンサルタントが見つかると、その後のキャリアが本当に変わってくる。日本に「キャリアコンサルタント」という肩書を名乗ることが出来る人は6万人くらいいるにも関わらず、キャリア面談を受けたことがある人の少ないこと少ないこと。

もし相談するかどうかで迷っているひとは、とりあえず一度気軽にトライしてみてはいかがでしょうか?


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