育児日記・時短勤務はじめました
この4月から時短勤務になった。
2人めの子どもを出産して育児休暇を明けたあと、フルタイム勤務を2年やってみたんだけど、
1日8時間の労働時間を確保するのに苦戦し続けていた。
朝起きてすぐ、
機嫌が安定しない子どもたちに朝ごはんを食べさせて、
排泄、着替え、登校登園のしたく、送り出し、
帰宅してすぐ勤務開始、
もちろんリビングやキッチンは荒れたまま…
ムスメは小学校へあがったので、長い休みにはいると学童へ行ってもらうんだけど、
学童では給食がないのでお弁当を作ってもたせる必要がある。
去年は1年生だったので、保育園生活とのギャップに親子ともども四苦八苦して、
正直なにがなんだかわからないまま1年が過ぎ去っていった。
ありがたいことに勤務形態としてフレックスタイム制なので、コアタイムを守っていれば開始時間と終了時間は融通がきく。
ムスコの保育園登園はもじゃの担当だけど、出張その他で行かれないときは私が代打する。
雨の時は車を出したりする。
融通がきくのでなんとかやってきたけど、
それでも常に「今日あと何時間働けるか」というプレッシャーとの戦いで、
だんだんつらくなっていた。
家事をあとまわしにしても、
自分の時間をけずっても、
フルタイム勤務を満たせない毎日に、
いよいよ心は折れてしまった。
時短勤務にすると、
1日の労働時間が短くなる。
なので、お給料も少なくなる。
どのくらい少なくなるかは会社にもよると思うけど、
たぶんだいたいの場合は「基本給のみ」になるのではないかな。
今までの経験では、
だいたいどの会社もお給料は「基本給」+「職能給」みたいな構成になっていて、
ボーナスなどもこの基本給から計算されることが多く、
昇給のときは基本給よりも職能給のほうが上がる割合が高いイメージ。
まぁとにかく、私も今回の勤務形態の変更により、「基本給」のみいただくようになったので、結構ごっそりと、減った。
これはけっこう家庭にとって大きなダメージ。
ではフルタイム勤務を死守するためにどのくらいお金がかかるか、
ということと天秤にかけると、うーん、という具合。
それでも、なにより、私の精神的にはすごく楽になったので、今はこれがベストな選択だったかなと思っている。
時短勤務になるにあたって開始時間と終了時間を定めることになったので、(私の場合)
フレックスタイム制ではなくなったけれど、朝の時間に余裕ができた。
夕飯のしたくを済ませてしまったり、
ジムに行ってかるく運動したり、
家のことをあれこれしたり、
編みものに集中したり、
もうなにもしたくない時はコーヒーを飲んでぼーっとしたり、
子どもたちもいない、自分で時間をコントロールできるスーパーゴールデンタイムになっている。
ちなみに、時短勤務になったからといって仕事内容が変わるわけではない。(私の場合)
今までと同じ仕事をしているので、インターネットで見かける「マミートラック」みたいなことになっていないし、
子どもたちの成長の様子しだいでは、年度の途中でもフルタイム勤務に戻ることはできるそうだ。
職場はチームメンバーには同じように子育てしながらフルタイム勤務をしている人がほとんどなので、
「なんで私にはできないんだろう…」と落ち込んだことも幾度となくあったけれど、
子どもの特性も違うし、家事や育児への考え方も人それぞれだし、環境(両親の助けがあるとか配偶者の仕事の忙しさとか)も違うし、
みんなおんなじようにしなくたっていいじゃん、
と思えるように、やっと、なった。
そう思えるようになるのに、2年かかっちゃった。
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