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『はじめてのおつかい』 埼玉県では虐待?


 コロナでなかなか帰国できなかった妻の幼なじみが、アメリカ人の夫と子供たちを連れ、その幼なじみの実家へ帰省した時の話。
 その幼なじみの実家から15メートル位離れた友人(この子も幼なじみ)宅で、幼なじみグループのミニ同窓会、皆 子供連れ、アメリカン夫もいるし、友人宅に父親もいるしって、ボクもついでに付いて行きました。
 子供たちだけで遊んでいて、女の子が15メートル離れた実家に遊びに使う何かを取りに帰りました。
 と、アメリカン夫が居ない、あらっ?とした顔をしていると、
「アメリカでは絶対子供一人で外出させない、親が付いていくのが当たり前なん」
 治安の違い?
日本もそのうち、そうなるかも?
なんて思ってました。

小3までの子の自宅・車放置は「虐待」として禁止…埼玉県が条例改正案

読売新聞オンライン

 埼玉県の『虐待』の条例改正案のニュースで、アメリカン夫の顔が思い浮かんだ次第です。

  そんなの無理!できるわけない!
が多数意見。
 廃案に署名が集まっているようです。
 
ボクも日本では10年早いと思います。

⭐ 小学校1年生から3年生だけでの登下校
⭐18歳未満の子どもと小学校3年生以下の子どもが一緒に留守番
⭐小学生だけで公園で遊びに行く
⭐児童が1人でお使いに行く

を「虐待」として禁じると。

 10年早いとは思うけど、行く行くはそうならざるをえないとも思います。

 反対を主張するだけでなくて、どうしたら『虐待』せずに済むかを主張した方が良いのではないかと。

例えば、

⭐登下校に、学校から家まで送迎者を付けてくれれば、虐待せずに済む。

⭐行政によるフレキシブルな居宅支援サービスがあれば、子供らだけで留守番させずに済むし、放課後児童クラブ、子供食堂が充実していれば、虐待せずに済む。

⭐行政が公園に監視員を常駐配備してくれれば、虐待せずに済む。

⭐無料の宅配、無料のウーバーイーツがあれば、虐待せずに済む。

 行政がちゃんと対処したら虐待せずに済むんやから、先ず、行政が条例を守ってみせろ!

 って、主張した方がエエんやないかと。

ボクはそう思います。

⭐⭐⭐
 
 『はじめておつかい』は、カメラマンが終始追いかけているから『虐待』にはならない?
 本人は、一人で行くと思いこんでいるから、もしかしたら精神的に『虐待』になるのかもしれない?

 埼玉で『はじめてのおつかい』が放映されなくなるかもしれません。

…知らんけど。

追記:虐待禁止の条例改正案は、成立断念となりました。
とりあえず、『はじめてのおつかい』は、セーフですね。

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