カトウマキ

2008年よりボタニカルアートを描き始め、徐々に空地等に生える雑草に目がいくようになり、今は雑草を中心に植物を緻密に描ける事を活かし現代アートの分野で活動をしています。個展で学んだ事等、活動から得た経験を投稿します。https://kato-maki.jimdofree.com

カトウマキ

2008年よりボタニカルアートを描き始め、徐々に空地等に生える雑草に目がいくようになり、今は雑草を中心に植物を緻密に描ける事を活かし現代アートの分野で活動をしています。個展で学んだ事等、活動から得た経験を投稿します。https://kato-maki.jimdofree.com

最近の記事

「野遊び」展のふりかえり

 今回は、art space ruriroさんよりお声がけいただき、色絵磁器の関根昭太郎さんと「野遊び」展を開催しました。お越しくださった皆様、気に掛けてくださった皆さま、有難うございました!今日は、この展示のふりかえりを書いていきます。  まずは少しですが展示の様子をご覧ください。  当初ruriroさんより、展示時期は「春」、そして展示タイトルは「野遊び」と聞き、私は草花が咲く場所で無邪気に遊んでいるようなイメージをしました。子供の頃に戻っているような感じかな。なので

    • 個展「言葉のないメッセージ」展を振り返ります!

       久々の投稿になりましたが、みなさまお変わりありませんか?  4月から6月にかけて、カトウマキ個展「言葉のないメッセージ」を開催し、無事に終了することが出来ました。今日はその振り返りをしていきたいと思います。 まずは、個展の概要から。 今回の個展は今までの展示とは違い、3ヶ月間という超ロングスパンでの開催、そして、1ケ月に一度展示入れ替えを行いました。 ○カトウマキ個展「言葉のないメッセージ」 ・期間:2023年4月5日(水)〜6月29日(木) 1st period 2

      • 「わたしの風にめばえる」展のふりかえり

         今月、埼玉県川越市にあるart space ruriroさんで、高橋美樹さんと一緒に、「わたしの風にめばえる」展を行い、無事に終了しました!  今回の展示は、もともと同じ現代アートを学ぶクラスに通っていたruriroさんからお声掛けいただき実現しました。美樹さんはruriroさんと繋がりがあり、ご一緒させて頂きました。 まずは、展示内の様子を写真でご紹介します。  それでは、振り返っていきます。 当初、私がこの展示でやりたかったことは自然へ想いを馳せられるような展示に

        • 亀山トリエンナーレ2022 無事に展示を終えることができました! 

           三重県亀山市で今年10月〜11月に行われました、亀山トリエンナーレ2022に、作品を展示させて頂きました。その振り返りを行います。(作品やキャプションに対する説明は、作品を見て感じて頂きたいためここでは書きませんので、ご承知ください。)  まずは展示の様子をご覧ください。(※写真の無断使用を禁止します。) 作品のタイトル:『HARMONY』 キャプション:コロナ禍になり2年以上が過ぎ、私たちは本当に多くの恐れを耐えてきました。そして今、世界に目を向けると人間が人間を傷つ

          ○無事に”草花と器のある暮らし”展が終了しました○

           先月、無事に”草花と器のある暮らし”展が終了しました。 お越しくださった皆様、気にかけて頂いた皆様、ありがとうございました!  今回は、抽象画の片岡永俐那さんと陶芸の山崎裕子さんの三人展で発表し、空間の使い方として三人それぞれがスペースを分ける事なく、同じ空間の中で展示させていただきました。片岡さんの柔らかく鮮やかな色合いの絵画と、山崎さんの優しく包み込むような陶器と一緒に、私の絵画も並び、到底一人では作ることのできない展示空間となりました。これはすごく新鮮でしたし、嬉し

          ○無事に”草花と器のある暮らし”展が終了しました○

          雑草スケッチ!

          (今日は、制作で思っていることを書こうと思います!) 久しぶりの、雑草スケッチ。 ここのところ、時間がなかったり、 雨が続いたため、なかなか描きに行けなかったんですよね。 なので、うずうずしていました。笑 描いて感じたこと。 雑草をじっと見つめて描いていると、心も身体も、ふわっと軽くなる。 そして、ゆっくり描いていく時間は、とてもとても贅沢で、満たされる。 心地よい太陽の光、 鳥たちのさえずり、 周りの樹木から葉がひらひらと落ちてきたり、 たまに聞こえる人の声。 全て

          雑草スケッチ!

          ちょっと、ショック。いや、まぁまぁショックかな。

           それなりに、ショックなことが起きました。 それも、この出来事はこれが初めてではなくて、もう何度目かな… その日は、ずっとそのことをどう受け止めていいか分からなくて、 とにかくマイナスには考えないようにだけ意識を向けていました。 でも、とある方の言葉で、 この出来事も、私がこうなったらいいなーと思う未来の為に、 ”今の私に必要なこと”だったんだなと気づき、心がふわりと軽くなりました。 (その方には気づかせてもらって、感謝ですね!) この出来事で、私の心の器も深くなったかな?

          ちょっと、ショック。いや、まぁまぁショックかな。

          カトウマキ個展「雑草の住処」で、気づいたことなどなど。

          はじめに  この春、静岡県牧之原市にあるカフェとギャラリーを運営されているgoat coffeeさんで、カトウマキ個展「雑草の住処」を開催しました。ご来場くださった皆様、気にかけて下さった皆様、有難うございました! 今日はこの個展で気づいたことなどを書いていきますので、是非読んでくださると幸いです。 作品への気づき① “私がこれからも作りたいもの”  この作品は、2019年にフェルケール博物館で発表し、今回は新作を加え展示をしました。制作をはじめたのは2018年頃、現代

          カトウマキ個展「雑草の住処」で、気づいたことなどなど。