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兄弟を通して社会の仕組みを教える

「うちの子たちは、よく喧嘩する」

「兄弟喧嘩した時、
 どう対応すれば良いでしょうか?」

という感じで、
兄弟喧嘩について
悩まれる親御さんも多いですね。


ただ、
兄弟喧嘩が起こること自体は
ある程度仕方がないと思います。

兄弟を通して、
「社会の仕組み」を教えてあげるのが
良いんじゃないかなと。


社会の仕組みというのは、
「上の人は下の人に優しくする」
ということですね。


・親は子どもに優しくする
・大人は子どもに優しくする
・先輩は後輩に優しくする


上の子も、まだ下の子が
生まれていない時に、
親戚のお兄ちゃんなどに
優しくしてもらっていた。

だから上の子には、

「あなたも上の人から優しく
 してもらっているから、
 あなたは下の人に優しく
 してあげると良いよね」

ということを伝える。


「お母さんはあなたに優しくする。
 あなたは下の子に優しくする。」

もちろん伝え方は、
状況や関係性によって異なりますが、

「上から下へ優しくする」
という社会の仕組みを教えていくのが
良いかなと思います。

このことが、子どもに伝わるように。


親からの優しさを
きちんと上の子に与えてあげると、
それが上の子から下の子へと
伝わっていく感じですね。


親御さんが上の子に優しくすれば、
上の子は下の子に対して優しくなります。

基本的には子どもは、
下の子に優しくできるものだと思います。


一般的に言われている通り、
兄弟の場合は、
基本的には上の子を優先した方が
良いと言えます。


「手間」という表現をすれば、
下の子の方が手間はかかりますが、

「気持ち」は上の子に対して
大きく向けておくように。


上の子が下の子に対して
優しくできない時は、
何かしら原因があると思います。

親御さんはそれを理解してあげて、
寄り添ってあげるのが良いですよね。


親御さんとしては、
上の子に優しくするくらいが、
家族全体的にはちょうど良い
愛情のバランスになると思います。


上の子の方が
親からの愛情に敏感ですからね。

下の子はあんまり気づいていないと
思いますので。笑

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