見出し画像

子どもが話を聞き流す理由

子どもの反応が
ちょっとそっけなくて、
悩まれる親御さんもいらっしゃいます。


先日のうちの幼児教室の勉強会で、

「わが子は、こちらが話しかけても
 『わかった』と言うだけの返答が多い。
 聞き流しているように見える」

というご相談がありました。


この方のご相談を聞いている中で、
なんとなくその原因が見えてきました。

そのお母さま、
結構おしゃべりな方だったんですね。

まあ、子育ての相談の話になると、
多くの親御さんは
話が盛り上がるものですが。


ただ、お母さんが
家でもたくさん話す場合、
お子さまは「聞き流す」という癖が
身に付いてしまうこともあります。


そりゃ、そうですよね。

親がいっぱい話していたら、
自分(子ども)が話す回数が
少なくなるのですから。


子どもは自然と、
「聞く」と「聞き流す」ことを
使い分けるようになります。


これは大人の世界でも同じです。

いつもいつも説教ばかり
している上司の下では、
誰も意見を言わなくなる。みたいな。


また、
子どものコミュニケーションで
悩まれる親御さんも多いです。

子どもの話す力を
高めて上げたい場合は、

まずは、子どもの話す機会を
多くしてあげれば良いと思います。


親御さんが、
きちんとお子さまの話を聞く。
ということですね。


そもそも子どもというのは、
自分の好きなことや興味に夢中なので、
人の話をあまり聞かないものです。笑

そんな時に親御さんが、
長く話していたら…

まあ、聞き流すようになるでしょう。


ただ、
親として、大事なことを
伝えなければいけない時も、
ももちろんあります。


そういう時は、
できるだけ短いフレーズで端的に。

「大事な話こそ、短く端的に。」

というくらいが
丁度良いのかなと思います。


それ以外は、できるだけ
お子さまが話しやすいように。

お子さまが話す回数を増やすために
ご自身(親御さん)の話をう
まく調整していくのが
良いかなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?