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教育はカスタマイズが大事

先日、子育ての相談をお受けした際に、
気になる点がありました。


その親御さんは、
右脳教育をされているのですが、
こんな感じで焦りを感じていました。

・右脳教育は「3歳までが黄金期」と
 言われている

・でもわが子はなかなか
 興味を示してくれない

・もうすぐ3歳が終わる。
 
・わが子には右脳教育が
 意味なかったのでしょうか?


気持ちはよくわかります。

ただ、本当に重要なことを
見落とさないようにしなきゃ
いけないかなと思います。


右脳教育は3歳までが
黄金期かもしれませんが、

わが子の近くにいてあげて、
直接愛情をいっぱい注ぐことが
できるのも3歳くらいまでと
言えますよね。

これも、今しかできない
貴重な時期です。


右脳教育を否定する
わけではありません。


でも、右脳教育をビジネスに
している場合は、

「右脳教育は3歳まで!」

というような
宣伝の仕方をすることもあるでしょう。


右脳教育に限らず、
進学塾なども、

「中学受験で最終学歴が決まる!」

みたいなコピーを使うところも
あるでしょう。


これらはすべて、
間違ってはいませんが、
「絶対的な正解」とも言えませんよね。

もともと子育てには、
たった1つの正解はないんですから。


こういったコピーについては、
親御さんたちは、
あくまでも「1つの基準」として
捉えておけば良いかなと思います。


私もこういった教育情報を
同じように伝える立場ではあるのですが、

話半分に聞いていただければ
良いかなと思います。笑


どれだけ優れた教育情報でも、
わが子に合わなければ、
効果を発揮しません。


そのまま実践して、
上手くいく場合もあれば、

親御さん側がカスタマイズして、
上手くハマる(合う)場合もあります。


たとえば右脳教育で言えば、
イラストを連続で見せて
瞬間的に記憶させる
フラッシュカードという手法が
あります。


でも、わが子が全然興味を
持ってくれない…という場合。

イラストを子どもが
興味のあるものに変えてみたり、

親御さんが手作りの
フラッシュカードに変えたり
してみると、

子どもが興味を持ってくれた。

という事例はあります。


このように、
フラッシュカードや右脳教育が
子どもに合わないということではなく、
一部が合わなかっただけで。

その部分だけをカスタマイズすれば
上手くいくことはたくさんあります。


・教育情報はあくまでも
 1つの基準として捉え、

・わが子に合うものは何か?
 どうカスタマイズすれば合うか?


こんな感じで考えれば、
親子の良い信頼関係を築きながら、
お子さまも成長していくと思います。

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