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「ダメ出し」ではなく「アドバイス」を

子どもに対しての「指摘」って
難しいですよね。


「わが子に指摘をすると、
 不機嫌になったり癇癪を
 起こしてしまう…」

と悩まれる親御さんも
多いと思います。


でも親である以上、
子どもに「教育」をしなきゃ
いけないですからね。


こういう指摘を悩む時は、

・「ダメ出し」ではなく
 「アドバイス」をする。

ということを
とりあえず注意すれば
良いかなと思います。


先日、
こんな子育てのご相談がありました。


・子どもの保育園での音楽発表会。

・他の子は大きな口を開けて
 無邪気に歌ってたのに
 わが子はちょっと口の開きが
 小さかった。

・でもわが子は、発表会後、
 「上手く歌えた。楽しかった。」
 と言っていた。

・「もう少し口を大きく開けると良いよ」
 と言った方が良いか迷ったが、
 結局言わなかった。


ざっくりまとめると、
こんな感じのご相談でした。


今回のご状況で言えば、
親御さんのご判断は良かったと
思います。

発表会が終わったあとの、
「口を大きく開けると良いよ」
という声がけは、

「アドバイス」ではなく
「ダメ出し」になる
可能性があります。


今回の状況のみで考えると、
保育園の音楽発表会は、
おそらく年に1回ほど。


次の発表会は1年後。

ということは、
今する「指摘」を
実践するのは1年後。


…子どもは1年間も忠実に
その指摘を守るとは
思えないですよね。


この子の場合は、
別に合唱部で毎日練習をして、
1年後の発表会に臨むという
わけでもありません。


保育園の発表会なので、
本番の少し前に練習をする
くらいかなと思います。


であれば、
もし「アドバイス」をするならば、

その練習をしている時、
あるいは本番の直前に、
するのが良いかなと思います。


今回の状況のように、

本番が終わった後のタイミング。
次の本番がずっと先なのであれば、

それは「ダメ出し」に
なってしまうと思います。


こういった声がけは、
子育てでも、大人の仕事でも
とても難しいと思います。

こちらがどれだけ注意しても
結局は、相手の受け取り方によって
変わってきます。


つまり、相手や状況次第なので
これと言った正解はないと思います。


なので声がけする側は、

・「ダメ出し」ではなく
 「アドバイス」をする。

ということに注意することは
最低限必要かなと思います。

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