福祉用具専門相談員 加藤直輝【はぁとる】
加藤の個人的な意見ではありますが、事業所運営や営業としてなど仕事について書いたまじめな記事集になります。
福祉用具専門相談員が仕事の中で必要な知識を身に付けていたくめの基礎知識をまとめたマガジンです。
福祉用具貸与事業所でありそうな工事について、工事知識や工事の際に気を付けることを投稿していきます。
新規のご紹介をいただくためにはやみくもに営業していては難しいです。 一旦どのような利用者様が福祉用具が必要で貸与事業所に仕事を依頼されるのか整理しましょう。 ①軽度の方(支援1~介護1) 状態としては加齢やひざ痛、関節リウマチなどがあり、手すりが必要であったり歩行に杖や歩行器が必要な方になります。 ②中重度の方(介護1~介護2) 状態としては転倒されて痛みがあって歩けない方や脳梗塞後遺症など病気により制限がある方がイメージされます。 ③重度の方(介護3以上) 状態として
福祉用具貸与事業所の売り上げが上がっているからといって安心してはいけません。 ある程度の数の利用者様を受け持っていれば、その方々が状態悪化により電動ベッドをレンタルし始めたり車いすやスロープを追加でレンタルされるためレンタル単価は上がります。 ただ、 事業所運営という観点から見ると、利用者様が重度化することは売上マイナスへのはじまりなのです。 やはり新規利用者様の紹介をどれだけいただけるか、数を増やすことがが大切! もちろん既存の利用者様をの対応はおろそかにできません
新規がいただけない理由は様々な理由がありますが、シンプルかつ一番の理由は「他社の相談員に負けている」 ということだと思います。 営業も利用者さん対応も頑張っているのに と思うかもしれませんが、頑張っているのは自分だけでなく相手も頑張っています。 また、評価の基準が「自分」だといつまでたっても ・他社の何が優れているのか ・自分には何が足りないのか などを知ることができません。 ぜひ、頑張っているのはわかりますが自分の立ち位置を客観的にみるために相手のことを理解しましょう。
仕事で豊田市の旭に訪問した際に「夢かけ風鈴」というイベントに出くわしました。 みなさん様々なお願い事をされていました。 この日はとても暑い日でしたが、風鈴の涼しい音色が村中になっていてとても涼しげな空間でした。 今月になると思いますが、うちの会社では不動産業を開業するため、その成功のためのお祈りをさせてもらいたました。 現在は法務局へ目的の変更の届け出をし、宅建業者の免許申請を出すばかりまで整えることができました。 当社は福祉用具の貸与事業をやっているのですが、建築業と
いつもお世話になっております。はぁとるの加藤です。 6月29日に猿投地域包括支援センター様開催の電動カート試乗会に商品提供をさせていただきました。 この日はとても暑く外での試乗でななく、室内での試乗になりました。 電動カートはウィルがめずらしいからか、とても好評でした。 楽しく試乗していただいてよかったです。 その他にも様々な電動カートやアシスト付き車椅子なども試いして頂いたり、急遽用意した福祉用具や靴や杖も見ていただいてとても良い時間でした。 今後も何かこのようなお手
マンションでよく見られますが、トイレやお風呂、キッチンの床が全体の床から上がっており安全な住環境にするために、「この段差がなくなったらいいのに」と思うことがあると思います。 ただ、マンションのトイレやお風呂、キッチンの床が上がっているのには理由があって、床下に排水管を通し水が流れるように勾配を付けなければいけないため、どうしても廊下側の床から高く床を作ってこなければいけません。 このようにトイレの床下は、すぐコンクリート部分が出てきます。 ここまですぐコンクリート部分がで
福祉用具専門相談員にも様々なモチベーションの方がいますね。 ・福祉用具を使って営業するのが好きな人 ・福祉用具を使って人の手助けが好きな人 ・福祉用具自体が好きな人 お仕事の獲得数は、何をモチベーションにしているかによって変動があると僕は思っています。 僕が考える依頼を多くいただける専門相談員というのは、 知識はもちろんあった方がいいです。営業であることを大前提とし、介護職としてのマインドを持ち合わせている人が依頼を多くいただける専門相談員になれると思います。 初め
入浴補助用具やPトイレは、特定福祉用具販売の対象商品です。 介護保険を使って購入でき、ご利用者さんの負担額は1割から2割、3割になります。 それは入浴補助用具やPトイレがレンタルではなく、購入なのは貸与になじまない性質があるからです。 ①他人が使用したものを再利用することに心理的抵抗感が伴う ②使用によってもとの形態・品質が変化し、再利用できない また、排泄関連商品は感染症に注意が必要です。 排便からの感染リスクがあるため、そのリスクをなくすためにはかなり高度なメンテナ
いつもお世話になっております。福祉用具貸与事業所はぁとるの加藤です。 地域包括支援センターの益富の楽園さんと、笑いの家さん共同で主催されている「遠距離介護」を考えるテーマの講座です。 5月21日に益富交流館にて、第1回の「親の介護はいつから?」というテーマで福祉用具のサービスについて説明させていただきました。 手すりや杖、歩行器など、福祉用具貸与事業所による住環境を整えるポイントをお話させていただきました。 様々な福祉用具の展示も同時にさせていただいて、普段あまり目にする
営業は、会社の利益のために働いている人と、お客さんの利益のために働いている人、この2パターンがあります。 実はお客さんの利益のために働くと、会社の利益を上げにくくなることがあります。 その理由は ・より安く良いサービスを提供しようとして会社の利益を下げてしまうから ・お客さんからたくさんお話をきき、親身になっているが1件に時間をかけすぎてしまうから これは少なからず福祉用具貸与事業の営業にも言えることです。 しかも福祉用具貸与事業所の営業ではこの「お客さんのために」と
この度、福祉用具貸与事業所(介護保険を使い福祉用具を高齢者様へレンタルする事業)のフランチャイズ加盟店を募集しています。 私は、愛知県豊田市と岡崎市で福祉用具貸与事業所を運営しています「はぁとる 福祉用具のお店」の加藤と申します。 当社は今後、愛知県安城市での開業を目指していますが、「豊田市」「岡崎市」以外の地域への福祉用具貸与事業所の出店は、当社とフランチャイズ契約をされた加盟店様が開業され、その運営のために注力したいと思っております。 採算がとれて、当社が現在カバーで
福祉用具の卸業者さん向けの営業戦略を考えてみました。 現状、福祉用具のショップのレンタルの仕組みは 「自社レンタル(自分で買う)」か「卸業者からの仕入れ(又貸し)」になります。 基本的には、卸事業所さんは「又貸し」の仕組みを採用しているショップさんが営業対象になると思います。 そうすると今の戦略としては ・価格を下げる ・対応を早く良くする ・他社にない商品を扱い差別化する ・代理納品のレベルアップ ・営業ツール作成代行 ・勉強会の実施 などでしょうか。 卸業者間での競争は
まず、原則として福祉用具専門相談員が吸引器のレンタル・販売で納品する際は、取り扱い方法の説明のみで実際の吸入・吸引行為はしてはいけません。 吸入・吸引は医療行為になり、法律で禁じれています。 ご使用に関しては必ず医療従事者の指導を受けてもらってください。 吸引とは・・・痰や唾液、鼻汁などを自分の力だけでは十分に出せない場合に、器械を使って出す手伝いをすることです。 吸入とは・・・液体の薬剤を霧状に噴射して、口から喉や肺の幹部に薬剤を送り込み行為。または、精製水を喉に噴射し
担当者会議について福祉用具貸与事業所の目線で書きます。 担当者会議とは、ケアマネ―ジャーがケアプランを新規作成したとき、ケアプランを変更するとき、介護保険の更新認定を受けたとき、要介護認定の区分変更をするときに行われる会議です。 利用者、家族、担当ケアマネ―ジャー、サービス事業者などの関係性が集まって、ケアの方針について話し合います。 会議では、福祉用具貸与事業所にも「利用状況を聞かせてほしい」と話が回ってきます。 福祉用具貸与事業所では営業力や選定力(困難事例解決力)
福祉用具サービス計画書は 1.基本情報 2.選定提案 3.利用計画 に分かれています。 1の基本情報は、「利用計画」の作成に必要となるアセスメント情報を収集し、整理するための様式です。「利用計画」において福祉用具利用目標の設定や具体的な福祉用具の選定を行うため、この基本情報の様式に様々な情報(身体状況や介護環境、意欲・意向、住環境など)を記載し、利用者の課題やニーズを分析しましょう。 2の選定提案は、2018年から「福祉用具専門相談員が、貸与しようとする商品の特徴
・計画書の目標の達成状況を検証 ・福祉用具が適切に利用されているかを確認 ・心身の状況変化等に伴う、利用者さんの新たなニーズの把握 ・福祉用具自体の点検、メンテナンス ・事故やヒヤリハットに繋がることの再度注意喚起する になります。