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どうすりゃいいの?愛着障害‼︎

うつ状態・うつ病の原因が
愛着障害かもしれない。

それはわかったけど、
愛着障害ってどう治すの⁉︎







そう思った方も多い事だろう。



それを説明する為にまず、
どうして愛着障害が起こるのか?
を簡単に話していきたい。


愛着障害は、
虐待や、価値観の押し付け、過保護などによって、子供の人格が否定されたり、主体性が邪魔されたり、トラウマが発生する事で起こる。


つまり回復の為には、
上記の条件と逆の環境を
準備してやればいい
という事になる。


本来、
子供の心は、
親に承認される事によって
健全な愛着を形成する
というシステムを持っているのだ。


この時子は、
親の存在を安全基地と認め、
自分の世界を興味の赴くままに、
外へ外へと広げていく。


外の世界で傷つく事があっても、
安全基地に戻り癒されればよい。


だから、
安全基地を持つ子は、
世界を広げる事に積極的になれるのだ。


そしてまた、
健全な親子関係においては、
この承認欲求は十分に満たされ、
自己肯定感が高まる。

この事実も、
前向きで積極的な人格形成の
一因となる。



これを踏まえた上で、
必要となる取り組みは、
苦しんでいる当人に、
「安全基地」を作ってやる事だ。


この「安全基地」になるべきは、
当然、
元凶となった両親である事が望ましい。


その為には、
親の
子に対する接し方、
考え方を矯正していく
必要がある。


だからもし、
自分の心が病み、
どうしようもない状態に陥っている、
と感じたなら、
愛着障害に通じている
カウンセラーを探すのが良い。


そしてカウンセラーに、
当人がウツになってしまった理由、
つまり、
愛着障害が何たるかを
親に理解させ、
その考え方、
接し方を矯正してもらうのだ。


これが継続されていくと、
子は、
愛着の傷を癒やし、
親を安全基地と認め、
自己肯定感が高まっていく。

それと同時に、
ウツの症状が改善していくのだ。


愛着障害に関する
書籍をいくつも出版している
医師・岡田尊司氏は、
実際に上記の方法を使い、
数々の精神病患者を
救っている。


しかし、
親が既に他界している、
非協力的などの理由で、
力を貸してもらえないケースも
多く存在する。


ボクも訳あって、
後者だった。


しかし、
そんな皆さんも
安心してほしい。



その場合は、
カウンセラーが
仮の安全基地として
機能してくれる事になるからだ。


仮とはいえ、
その効果は
親の協力を得られる時と
遜色は無いので、
全く問題はない。


現にボクは、
カウンセラーさんの力を借りて、
地獄から生還している。



今日はこん辺で。


毎日死ぬ事しか考えられなかったボクが、
地獄の淵から這い上がるきっかけを
どのようにして掴んだのかを描いた
コミックエッセイ

『しんさいニート』/イースト・プレス

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