社会に自分を合わせなきゃ!という思い込み
心を病んだ人、
生きづらさに悩む人の多くが
感じている事
それが、
「社会に自分を合わせなきゃ!」
という思いだろう。
しかし、
それこそが
心を病む理由になっている。
何故、
社会に自分を合わせなきゃ
という思いが
心を病む一因になるのか?
その思いが、
「自分のもの」
ではないからだ。
社会に合わせなければの
「社会」
とは何なのか?
それはおそらく、
「一般常識」
と言い換えられるだろう。
一般常識とは、
世の中の多くの人が
選ぶであろう行動や、
持つ知識の事だ。
つまり、
「社会に合わせる」
というのは、
多くの人が良しとする
選択をする事を
意味している。
そしてその
「多くの人」
というのが、
何ともはっきりしない
つかみどころのないもの
だったりもする。
要するに、
常識から外れる事を恐れ、
何だかよくわからないものに
身を委ねている事に
なってしまうのだ。
病む素養を持った人は、
往々にして自己肯定感が低い為、
他の価値基準に
頼らざるを得なくなる。
そこに漬け込んでくるのが、
社会、常識、皆といったものたちだ。
それらに依存する事で、
一時的な安心感を得られる代わりに、
自分の本当の思いを無視する事になり、
心が病んでしまう。
社会に自分を合わせるのではなく、
自分の特性をよく見極め、
その上で所属できる場所を探す方が
心の健康の為には良い。
自分の特性を
マイナスに捉える必要はない。
特性は単に
特性でしかないのだ。
どこかに
自分に合う場所が
あるはずだ。
諦めずに
探してみて欲しい。
今日はこの辺で。
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