エコノミークラス症候群の危険性と対策
皆さんこんにちは!今回は、エコノミークラス症候群の危険性と対策について記事を書いてみましたので、よろしければご覧ください。
でははじめにエコノミークラス症候群とは何かからお話ししていきます。エコノミークラス症候群とは、正確には、静脈血栓塞栓症といい飛行機内などで長時間同じ姿勢を取り続けていることによって発症することがあるため、旅行中や、仕事中、災害時の避難生活等で発症することがあります。
発症原因は静脈血の鬱滞や血流鬱滞が挙げられます。主な症状は見られず、無症状であるため、予防が重要になのです。
エコノミークラス症候群は、突然死する危険性のある重篤な疾患なのです。一般的な予防法は以下の通りです。
・長時間にわたり同じ姿勢をとらない
・時々下肢を動かすようにする飛行機内など歩きまわるのが、難しい場合には、座ったままでもいいので軽く身体を動かす。
・脱水を起こさないように水分を適量摂取する。ただし、アルコールやコーヒー等のカフェインを含む飲み物は、利尿作用が働くため逆効果になる
・災害時の避難生活では、畳やマットを敷いた雑魚寝ではなく、簡易ベットを用いると良い!
エコノミークラス症候群を発症しやすい方
以下のような特徴・危険因子をお持ちの方は、他の方に比べエコノミークラス症候群を発症しやすいため、よく注意しましょう。
● 血流が滞りやすい人、血管が傷ついている
● 肥満
● 高齢
● がんの治療歴がある
● 経口避妊薬(ピル)を使用している
エコノミー症候群の死亡率
エコノミークラス症候群における発症早期の死亡率は約10〜30%と言われています。
しかし何より怖いのは、別の静脈血栓が再度血管に詰まるというエコノミークラス症候群の「再発」です。
再発した場合には急死する可能性も少なくないため、すぐに入院し必要な治療を受けるようにしましょう。
エコノミークラス症候群に効果的なマッサージ
エコノミークラス症候群を予防する方法の一つとして着席時のふくらはぎマッサージというものがあります。
マッサージの手順は以下のとおりです。
● 片足の甲で反対側の足を叩く
● 心臓に向かって下から骨に沿ってさする
● ふくらはぎを心臓に向かって揉む
エコノミークラス症候群は、下肢の血流が悪くなることが大きな要因の一つとなっているため、血流が悪くならないようにマッサージを行うことが予防につながるのです。
以上の点を踏まえてエコノミークラス症候群を予防していきましょう!決して他人事ではありません。