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七夕の前の日

7月6日土曜日、ゆいぽーとにて対面稽古を行いました。出演者が全員揃うのは久しぶりです。

まずはそれぞれの課題に向き合い、個別に練習を行いました。後半では、全員で声や動作を揃える箇所の練習を行いました。

本番まで一ヶ月を切りました。限られた時間の中、本番をイメージした動きや読みの練習を重ねています。

俳優・田村れん太(左)、伊藤たえ(右)

「本番で読むスピードが速くなってしまったり、緊張してコントロールできなくなるかもしれない」という懸念の声が上がりました。

演出からは「まず、速くなっていることに気づけることは成長の証。対策としては、気持ちをコントロールできるのは呼吸なので、息を吸えるところを決めておき、そこでしっかり吸う。間を取る」とアドバイス。

「前の人の読みをよく聞いて、聞き手が連続した一つの作品として受け取れるよう、トーンを合わせたり、逆に飽きさせないよう届け方を変える」ことも学びました。

稽古中の一場面

朗読初舞台の俳優、朗読は久しぶりの俳優、ベテラン、大ベテランと、さまざまな経験値を持った5人の出演者が同じ舞台に上がり、声を揃え、力を合わせて作品を届けます。

お互いが声を掛け合い、それぞれの経験から得た学びを共有し、気づきを得て成長していきます。

8月3日と4日、自信と誇りを持って本番を迎えられるよう、一回一回の稽古を大切に取り組んでいきます。
(俳優・田村れん太)

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