ぼくらが出会ったあの子の話「変化って怖いこと?」
▼前話「思わぬ出会い」
ASDの診断をうけている、中学1年生の"ウタ"。
学校には行ってないけれど、お母さんが申し込んだオンラインプログラム「キッカケプログラム」で、定期的に大人たち(マンガ内では"メンター")と面談をしながら、自分で勉強をすすめています。
ある日、慣れ親しんだメンター"まめきち"から、担当者が変更になると告げられて…
変化って怖いこと?
「何かが変わるって、怖いことだけじゃない」
大人になっても、まだ経験したことがない新しいことに挑戦する時はだれでも怖さを感じるものですよね。
不登校、ASD、過疎地での暮らしなど、ウタを取り巻く環境は複雑ですが、大好きな昆虫の「変態」になぞらえて、変わることを前向きにとらえられるようになったウタはこの先、どんな未来をつくりだしていくのでしょうか。
「どんな環境に暮らす子どもたちでも、自ら未来をつくりだしていけるように」、このプログラムを運営している認定NPO法人カタリバでは、そんな思いで日々子どもたちの居場所づくりや学びのサポートを行っています。
みなさんも一緒に、見守っていただけたらうれしいです。
続話以降は、カタリバが運営するある拠点に舞台をうつし、引き続き子どもたちのエピソードをお届けしていきます。
次回もお楽しみに。
▼次話「学校に行けず、ゲームづけの生活に。一歩踏み出した親子が見つけた新しい居場所」
▼全話を読みたい方はこちら
漫画制作:はしもとあや
監修:認定NPO法人カタリバ